2015年2月4日(水)〜2月6日(金)までの3日間に渡り、インテックス大阪にて日本最大の医療総合展「メディカルジャパン2015 大阪」が開催されました。2月4日といえば、ちょうど立春。新しい春の始まりを喜んでいるかのように、天候にも恵まれ、まさに「展示会日和」となりました。 それでは早速、熱気に溢れた初日の様子をお届けいたしましょう!

メディカルジャパンは全部で7つの展示会で構成されているのですが、その中の6つの展示会が今年からスタートします。

そんな記念すべきオープニングセレモニーは想像以上に華やか。松井大阪府知事をはじめ、総勢41名による大迫力のテープカットが催されました。こんな大規模なテープカット、気になる隊も初めて。おのずとテンションが上がります。

イワキが参加したのは、唯一の古株(?)となった「第5回 関西 医療機器 開発・製造展 MEDIX関西」。今年の会場は、いつもとは何かが違いました。今までの経験からいうと、始まりは静かに、そして時間が経つにつれ、だんだんと会場があったまっていくものですが、今年はオープニングから予想以上の来場者。受付もご覧の通り。それだけ多くの方が、医療業界に注目しているんですね。

オープンしてまもなく、テープカットのひな壇におられた大阪商工会議所会頭の佐藤様が、思いがけなくイワキのブースに足を止めてくださいました。「イワキ」という名前は分かるけど、「ケミカルポンプってどこに使われているの?」という問いかけに説明員が全力で説明するという一コマも。
熱心に耳を傾けてくださり、ありがとうございました。

大阪商工会議所会頭の佐藤様が弊社ブースに足を止めてくださいました

今回の展示は、本当にいろんな方がイワキのブースを訪れてくださいました。大学で研究に従事される方、医師、看護師、薬剤師、そして海外からのお客様もたくさんいらっしゃいました。そのため専門的な質問が多く、それに応える我が社の担当も生き生きとしておりました。
医療とポンプ、お互いの専門分野でのやり取りは、素敵な化学反応が起こるようです。

中でも群を抜いてユニークだったのが、REI-SEAの小型魚類集合水槽システムの水温管理機に、大いに興味を持っていただかれた外国の方。ものすごく突っ込んだ質問をするので、担当者も一瞬たじろいだりもしましたが、話を伺ううちに、「ワニの飼育に使いたい」とのこと。え?ワニ?と、我々の目がテンになったことは言うまでもありません。本当にいろんな方がいらっしゃいます♪

今回イワキでは、先ほどのREI-SEA小型魚類集合水槽システム「LABREED」、補助人工心臓用耐久試験装置「ラボハートNCVC」、そして医療の現場で活躍するハイセラポンプやエアポンプなど、数種類の医療機器用小型ポンプを展示しました。

MEDIX関西 イワキブース

イワキのポンプは、普段目に触れない場所で地味に働いています。たとえイワキのポンプが入っている検査装置を使っていたとしても、直接ポンプを見てピンと来る方は少ないもの。ほとんどが「なんでポンプ???」といった顔つきをされるのですが、

「この小さいポンプは、血液検査に使われているんですよ」 

「こちらは人工透析に使われます。音がとっても静かなんです」

と、具体的な用途と目的をお伝えすると、とたんに目がキラキラと輝き、興味を持ってくださいます。

「え? そうなんですか!? 病院に戻ったら見てみます!」なんて言われると、本当にうれしいですね。

普段は縁の下の力持ちよろしく、装置の中で黙々と仕事をこなす真面目なポンプにスポットをあてられるのは、こういった展示会しかありません。しかも、顔と顔を会わせて直接お話しできる貴重な機会です。

一人でも多くの方にポンプを直接見て、触れていただき、「こんなところでもポンプは頑張っているんだよ」ということを知っていただきたい。また困った事などお気軽にご相談いただきたい、そんな思いを胸に、今後もこういったチャンスを、最大限活かしていきたいと思うイワキなのでした。

以上、メディカルジャパン2015大阪 突撃レポートでした!

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