2015年10月21日(水)〜10月23日(金)、台湾の台北世界貿易中心南港展覧館で開催された「TPCA show 2015」に出展いたしました。先月お伝えした「セミコン台湾」のレポートに引き続き突撃取材を敢行するため、台風の余波で天候不順な台北を再び訪れました。

地下鉄から地上に出ると、入り口で不思議なモニュメントが

会場の南港展覧館は、9月に開催された「セミコン台湾」と同じ会場です。地下鉄から地上に出ると、入り口で不思議なモニュメントが出迎えてくれました。いったいどんな意味が込められているのでしょうか? 謎を残したまま、会場へと向かいます(笑)。

さて、「TPCA show」は、電子回路基板技術を核にしたエレクトロニクスの総合展であります。日本では「JPCA show」として知られ、毎年7万人以上が訪れる業界屈指の展示会ですが、こちら「TPCA show」も負けず劣らず立派な展示会です。

取材した日は初日だったのですが、大変な賑わいでした。どの企業のブースも、その広さに関わらず必ず商談テーブルを設けているのですが、どこもみんな満席なんです(@_@) 。そこではお菓子やお酒を含むいろんな飲食物が振舞われ、日本とは違う「おもてなし」が進行中・・・表敬訪問の方々もたくさんおられたとは思いますが、笑顔で楽しい雰囲気の中で商談が行われていました。

プラスチックコップの上部を覆っただけのシンプルな飲料水パック
当日のイワキのブースのようす

表敬といえば、こちら台湾では、なんとお客様から「展出成功」と書かれた名札の付いた生花がブースへ届けられるのです。出展のご成功を祈りますといったところでしょうか。あちらにもこちらにも、そういった生花が飾られているのを見ることができます。もちろん弊社もいただきました。この場をお借りして、厚く御礼申し上げます!

「展出成功」と書かれた名札の付いた生花

会場内は写真撮影の規制もゆるく、例えばライバル企業を訪れても、お断りすればOKなんです。その上、ノベルティなどお土産までいただけます。

そういえば、会場内には清涼飲料水を無料サービスする機械までありました。それもお茶などの自動販売機の真横に設置されているんです。もちろん“請安心使用”です。台湾の気候と同じように、なんとも「あったかいんだからぁ♪」そんな雰囲気の展示会場でした(#^^#)

お茶などの自動販売機の真横に設置される清涼飲料水を無料サービスする機械
お茶などの自動販売機の真横に設置される清涼飲料水を無料サービスする機械

さて、前回のレポートでは街歩きの様子をお伝えしましたが、今回は街中で日本と違うちょっと変わったものを見つけましたので、ぜひご紹介したいと思います。といっても、電車のチケットなんです。

これまで、私は「チケット=紙」という感覚だったのですが、こちらで手にしたチケットは、なんと!プラスチックのポーカーゲームのチップのようなものだったのです。サイズは500円玉くらいでしょうか。

これを改札機のセンサへ“ポチッ”とタッチすれば通れます。お帰りは出口改札機の挿入口へストンと入れればOK。

いつものスイカと違いちょっと妙な感覚ですが、この遊園地感覚がとってもいいのです。もちろんチップはリユース、ECOですねぇ〜(*^^)v

最後に、前回もお伝えした台湾料理の鶏の頭に全力で食らいつく、我々スタッフの勇姿をご覧いただきましょう。
何度も言いますが、台湾ってあったかい!!

台湾料理の鶏の頭に全力で食らいつく、我々スタッフの勇姿

以上、台湾TPCAレポートでした(^^ゞ

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