Vol.068　イワ気になる隊が行く！「メディカルジャパン2017 大阪　第３回医療総合展」レポート

2017年2月15日（水）〜2月17日（金）までの3日間に渡り、インテックス大阪にて日本最大の医療総合展「メディカルジャパン2017　大阪　第３回医療総合展」が開催されました。イワキはこの総合医療展の一角を担う「関西医療機器開発・製造展 MEDIX」に、毎年出展を続けております。メルマガ編集部こと「イワ気になる隊」は2年ぶりに参加することができました。

このところ続いている寒波の影響で、開催初日は、あいにくの曇天の寒空となりましたが、たくさんのお客様にご来場いただきました。まずはこの場をお借りして、心より御礼を申し上げたいと思います。

さて、当日の天気予報では、次第に春の暖かさを取り戻すという、出展者にとって何よりの嬉しい情報が届いており、密かに展示会の盛況を期待していたのですが・・・2日目はなんと、まるで春のような陽気！初日以上にたくさん詰め掛けたご来場者を見て、早くも展示会の成功を確信したしだいです。それでは早速、イワキブースの様子をお届けいたしましょう。

展示品のメインは、やはり補助人工心臓用耐久試験装置「ラボハートNCVC®」です。
さらに、様々な小型のポンプたちも見逃せません。どの製品も装置の中で地味に活躍するポンプなので、お客様は普段目にすることができません。そこで各々の動きを見ていただくため実演装置をご用意いたしました。ダイレクトポンプNRDシリーズ、ハイセラポンプVシリーズ、エアーポンプAPNシリーズなど、どれも医療装置には欠かせないポンプたちです。と言ってもやっぱり地味に動いているだけなのですが(笑)・・・

また、今回は国立循環器病研究センター様からお声がけをいただき、関西広域連合様「関西バイオクラスター」ブースにも参加することができました。産学官連携の成果事例をご紹介するブースです。

関西広域連合様とは、府県域を超える全国初の広域連合として設立された特別地方公共団体。「アジアのハブ機能を担う新首都・関西」そして「個性や強みを活かした地域全体が発展する関西」の実現を目指しています。アジアにおいては韓国やインドネシアなどの国に匹敵する経済規模を有す関西圏ですが、ライフサイエンスの分野においても産学官連携拠点「関西バイオクラスター」を形成し、医薬品、医療機器、再生医療などの分野で最先端の研究、技術開発が日々展開されています。

現在国内で利用されている体外設置式補助人工心臓用駆動装置は、QOLをさらに高める必要があります。イワキは国立研究開発法人国立循環器病研究センター様と東京電機大学理工学部様との共同研究により、新しい小型駆動装置の開発や補助循環測定装置の基本性能の向上を目指しております。

医療分野の高名な先生や企業の方々がたくさん訪れるこういった場に展示させていただくと、我々も、この研究の社会的意義や責任を肌で感じることができました(#^^#)

さて、ちょっぴりカッコいいことを言った後は、いつもの気になる隊の取材らしく、大阪の気になるところをご紹介するべく街へ出てみることにしました。最近は海外からの旅行客が数倍に膨れ上がり、全国の観光地は大賑わいだとか。大阪も御多分に洩れず街は海外の方でいっぱいでした。

心斎橋や戎橋を歩いても関西弁がなかなか聞こえてきまへんのです。有名な食べ物屋さんで並んでいるのも、海外からの旅行者がほとんどです。
「せっかく来たんやから、ガイドブックで紹介されている人気店は抑えとかなアカン」っていうことでしょうね。はい、気になる隊も納得のお店を抑えることにして、いざ突撃！

食いだおれの街、大阪と言えば（常套句です）、粉もんやろ！
（ご存知の通り、粉もんとは大阪でたこ焼きやお好み焼きなど小麦粉を主原料にした食べ物のことですが、そういえば、関西の大昔のテレビ番組で「こなもんや三度笠」というのがありましたね。正確には「てなもんや三度笠」ですが、私より年代が上の人用の注釈です）。

そこで、今回の粉もんは「お好み焼き」にターゲットを絞ることにしました。有名店を早速抽出して向かったのですが、どこも人だかり・・別のお店にたどり着いたら、きゃ〜お休み〜、そこで比較的行列の少ないお店を選んで、やっとこ入店できたのですが、そこもずっと行列は途切れませんでした。というわけで、早速食レポにトライ？・・・と、待てよ、このお店見覚えがある？たしか2年前にも来たような・・そうなんです、前回の出張時にも訪れていたのですね。巡り巡って偶然同じお店にたどり着くとは、これも何かのご縁、実はこのお店はあの夫婦善哉で有名な法善寺のすぐそばの「こいさん通り」にあるのです。水掛不動尊のお導きかも？