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イワ気になるチャンネル
2018年6月11日~15日、ドイツ、フランクフルトで開催された世界最大の工業技術展「Achema (アヘマ) 2018」に、イワキも出展しました。
今年は世界55カ国から3700以上の企業が、化学、食品、製薬、バイオテクノロジー等に関わる最新の設備、機械を展示しました。さすが世界最大、スケールが違います。
初めまして、今回からアヘマ計画担当を受け継ぎました塩田と申します。「イワキ気になる隊」としての使命も受け継いでおりますので、展示会だけでなくフランクフルトレポートもしっかりお届けしたいと思います。
アヘマへの出展は今回で14回目。3年おきの開催なので、40年もの間、継続して出展していることになります。
長い間出展していると、街の様子や乗り物などいろんな「変化」に気づかされますが、わかりやすいのは気候でしょうか。日本も亜熱帯か?と思えるほど、気温が相当高くなっておりますが、こちらフランクフルトも地球環境の影響を受けて、年々暑さが厳しく、いえ、激しくなっているようです。
というのも、今年の開催期間中は、暑くてしんどい日が続き、私も会場のアイス売り場に何回足を運んだことか〜(笑)。「ドイツってこんなに暑いところなの?」と思いながら、初期のアヘマ担当者の帰国レポートを読んでみると、「ドイツは6月でも涼しい日があり革ジャンを着用していた」という信じられないような一文が!! 40年の間にこんなにも地球は変わってしまったんですね・・・(しみじみ)
しかしながら、アヘマの最たる変化といえば、技術革新!! 今年も「お〜っ!」と思わず感嘆符が溢れる、素晴らしい最先端技術が目白押しでした。そんな世界中の名だたるポンプメーカーに並び、イワキの技術力を発信し続けられることが、我々の励みであり、誇りでもあるのです。
それでは早速、Achema2018のイワキブースをご紹介しましょう!
イワキのブースはフランクフルトメッセ ホール8。前回と同じロケーションに、今回も同じ面積(間口14m、奥行き11m)のブースを設営しました。
場所は同じですが、ここにもちょっとした「変化」がありました。
今まではここホール8だけが規定により「吊り天井禁止」。「なんでだよ〜」と何度思ったことかわかりませんが、規定ならばいたし方ありません。「吊れないならばデザイン力で勝負だ!」と、苦労に苦労を重ねて柱の形や設置位置を工夫してきたのですが・・・なんと、今年は「吊り天井OK」!!\(^o^)/
アヘマ14回目にして、初めて天井を「吊る」ことができたんです。
おかげで大変見通しがよく、ダイナミックなデザインのブースが出来上がりました。ご覧ください、この高い天井。広々とした空間を!
ちなみに、このアヘマのブースはイワキ最大スケール。国内のどの展示会場よりもビックでワイドです。世界最大の展示会には、最高のブースを用意するのがイワキの心意気。
もちろん最高の笑顔と最高の「お・も・て・な・し」で、お客様をお迎えしたのは言うまでもありません(笑)。
展示コーナーでは、業界でトップブランドを誇る「フッ素樹脂製マグネットポンプシリーズ」を筆頭に、「定量ポンプIXシリーズ」「電磁定量ポンプEWNシリーズ」などの主力製品、さらには小型OEM製品に至るまで、欧州販売製品を多数ご紹介しました。
今回の一押し品は、定量ポンプの【IX-Bシリーズ】。IXシリーズに新しく加わった新製品で、これまでよりも小流量域をカバーし、IX-C、IX-Dシリーズと合わせて、選定の範囲が大きく拡大しています。(ポンプヘッドが樹脂タイプのIX-Bは6月発売、ステンレスタイプのIX-Bは近日発売予定です。)
>定量ポンプ IX-Bシリーズ 詳しくはこちら
今回は、展示と並んで「デモンストレーション」にも力を入れました。
高濃度の化学薬品を取り扱うフッ素樹脂製マグネットポンプと、その安全な移送をサポートするポンププロテクターを実演展示。ポンププロテクターの動きをモバイルデバイスでモニタリングする様子をご紹介しました。
イワキは現在、横河電機株式会社様と協業でIoT「ポンプ遠隔監視サービス」の実現を目指しているのですが、未来を見据えた取り組みのひとつとして、いろんな国の方々が高く評価してくださいました。嬉しい限りです。
もちろん、今回一押しの新型【IX-Bシリーズ】も実演を行いましたよ! 操作パネル面の変更や、ベースの取り付け位置を変えて、壁面へ設置する様子を実際にご覧いただきました。
普段なかなか見られないポンプの動きを、目の前で直接見られるとあって、大勢の方が足を止めてくださいました。小回りが効く日本の技術力の高さを、存分に体感していただけたのではないでしょうか。
連日の暑さにもめげずアヘマ2018には145,000人ものご来場者に訪れていただき、展示会は盛況のうちに無事閉幕することができました。ご来場いただいた方々にはこの場を借りて厚く御礼申し上げます。
以上、ドイツフランクフルトから「Achema2018」レポートを塩田がお送りしました。
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