前回お伝えしたとおり、メルマガ編集部こと「イワ気になる隊」は、世界の数ある水族館の中でも上位五指に入ると言われる、大阪港にある「海遊館」を突撃取材するというチャンスに恵まれました。

≪海遊館・前編≫

あんまり楽しいので、ついうっかり長編レポートになってしまいましたが(笑)、人気水族館の気になる裏側へと潜入取材させていただけたわれわれは、次にクラゲさんたちの飼育水を冷却貯蔵しているタンクにご案内いただきました。

こちらでも先ほどのマグネットポンプMX型レイシークーラーがたくさん設置されていて、水質、水温に敏感なクラゲさんたちの飼育水をしっかり守っていました。

こんなふうに、展示コーナーの裏側を巡るには階段や職員専用のエレベータを登ったり下ったり、それから時々観覧コースに出たり、また違うエレベータに乗ったりと、まるで迷路に迷い込んだようにも感じます。

我々は取材の日だけなのでとても楽しく感じましたが、ご案内いただいた飼育員さんをはじめ、職員の方たちにとっては毎日のこと。たいへんだなぁ〜と思いつつあらためて皆さまのお顔を拝見したのですが・・・・・・とても楽しそうでした(笑)。

海遊館の「太平洋」水槽を真上から拝見!!

続きましては、大水槽の裏側拝見・・・というか、真上にお邪魔しました\(^o^)/

ご案内いただいた扉を通り、持ち物の落下に気をつけながら狭い階段を登ると、そこは「太平洋」水槽の真上でした。5400トンの巨大なプールが真下に広がっていたのです。しかも、巨大なだけではなく、ここには太平洋に生きるたくさんの様々なお魚たちが飼育されています。正直感動しました!! 我々は、ただただ、その壮観な眺め、そのスケールに圧倒されてしまいました。

そして午後のお食事タイムになりました。撒き餌がされると、お魚の群れが一斉にぐるぐる回り始めるのです。まるでハイスピードのシンクロナイズドスイミングのように、波がはじけるたびに、見ているこちらもとても楽しくなってきます。彼らもきっと食事の時間を楽しみに待っているのでしょうね(o’v’b)

こちら大水槽の主役ジンベエザメの「海くん」と「遊ちゃん」のお食事シーンです。海くんは全長4.3m 推定体重が800kg、年上の遊ちゃんは全長が5.03m 推定体重はなんと1100kgだそうです。

さすがにお食事シーンも大迫力でした。サメと言っても、ジンベエザメはおとなしい魚で決して人を襲うことなどはありません。歯も退化していてほとんど目立ちませんが、実は小さな歯が上下合わせて約8000本も並んでいるそうです。

飼育員さんが水面をひしゃくで叩くと、幅広い「がま口」財布のような口を豪快に開けて近寄ってきます。そこへエサを流し込むようにしてあげるのですが、おいししそう?に食べる大きな口を見ていると吸い込まれそうです;;

そしてよく見ると彼らは立ち泳ぎをしているのです。なるほど〜そう言えば我々人も水面に留まるときは立ち泳ぎをしますが、ジンベエザメたちも同じなんですかね〜(妙な感心)。それにしても、珍しい風景をたくさん見せていただいたのでこちらも満腹です。職員の皆さま、ごちそうさまでした!

ジンベエザメの「遊ちゃん」(上)と「海くん」(下) 海遊館提供

大好評!海遊館の「企画展」

最後は昨年の夏からちょうどこの時まで開催されていた企画展の様子をご紹介します。

「デスモスチルスのいた地球〜謎だらけの古代生物たち〜」と題され、謎の海の生き物「デスモスチルス」の謎に迫る企画展です。そして、そこにはあのシーラカンスの実物標本が展示されていました。

学術的にも非常に貴重な標本なのですが、実はその展示の裏側でも、イワキのマグネットポンプレイシークーラーが働いていたのです。それらは、展示水槽の中の冷却したホルマリンを静かに循環して、大切な標本が劣化しないように守る役割を担っていました。

シーラカンスの実物標本が展示されていました

すでに、新しい企画展『顔博』が3月17日からスタートしています。個性豊かでユニークなお魚たちの顔が勢ぞろいしているそうですよ。ぜひ、お見逃しなく!!

おっと、楽しい海遊館の取材時間はあっという間に過ぎてしまいました。海遊館で生きる様々な種類の生き物やシーラカンスの標本に至るまで、我々の製品が少なからずお役に立っていることがわかり、とてもうれしく思いました。ご了解をいただいて、こうして水族館の裏側を皆さまにご紹介できる幸せを感じつつ、海遊館を後にした「気になる隊」でした。

お忙しい中、ご案内にご協力いただいた職員の皆さま本当にありがとうございました。

あまりの楽しさから、ついついレポートが長くなってしまいましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。こんなふうに、全国の有名水族館で活躍するイワキのポンプたちを訪ねる企画がクセになりそうです(笑)。さてさて、次は何処の水族館に突撃しましょうか!?

 

海遊館

所在地 大阪市港区海岸通1-1-10
休館日 休館日はありません

 

この記事の関連製品

関連記事

製品に関する情報

カタログ、資料ダウンロード

製品資料データ、カタログ、取扱説明書を会員サイトからダウンロードできます。

イワキのサポート
よくあるご質問、各種お問い合わせ、製品メンテンナンス動画など、イワキ製品のサポートについてご紹介します。