IR-11-35の特長

浄水・配水・給水専用の遊離残留塩素の連続測定に最適です。

検水供給量0.35L/min

検水供給量を従来の約1/5(弊社比)の最少0.35L/minで運用できます。給水槽などの管末のモニタリングに最適です。

3電極ポーラログラフセンサを採用

検水中の干渉物質や電導度の影響を受けにくく、広範囲の検水にも対応可能です。

メンテナンスの容易なフローセル

回転式などと異なり、機械的駆動部がないシンプル構造。メンテナンスや清掃が簡単です。

電極洗浄機構でセンサの感度劣化を防止

機械駆動部のないビーズ洗浄で電極表面を連続機械研磨洗浄します。また、電解洗浄機能により、電極表面の化学的汚染を洗浄。感度低下が起こりにくいため、保守頻度が抑えられます。

用途例

  • 上水専用
水道

モニタ仕様

型式 IR-11-35
測定原理 ポーラログラフ法
測定方式 ビーズ洗浄・電解洗浄併用型微小固体3電極方式
測定成分 浄水・配水・給水中の遊離残留塩素
測定範囲 0.00〜3.00mg/L(標準)その他の測定範囲は工場出荷オプションです。(サービス用設定にて変更可能)
表示 デジタル4桁LCD表示 最小分解能:0.01mg/L
繰り返し性 フルスケール(標準)の±2%+1デジット以内(pH、温度、電導度、測定成分一定時)
直線性 フルスケール(標準)の±5%(pH、温度、電導度、測定成分一定時)
ゼロドリフト フルスケール(標準)の±1%+1デジット以内/月
スパンドリフト フルスケール(標準)の±10%+1デジット以内/月
応答時間 約1分以内(90%応答)
検水pH範囲 pH5.8〜8.6
電導度範囲 5~50mS/m
伝送出力 DC4〜20mA 絶縁型 最大負荷抵抗 500Ω
接点出力 上限、下限、制御出力:各1a
接点容量 AC250V/DC30V 1A MAX.(抵抗負荷)
制御出力方式 ON/OFF制御
電源 1⌀AC100V〜240V±10% 50/60Hz
消費電力 約5VA
設置方法 壁面取り付け、または50Aパイプ取り付け(オプション)

注:仕様範囲内で一定であること

フローセル仕様

型式 FC-35
検水流量 0.35〜0.85L/min
構造 ビーズ噴流洗浄機能付きオーバーフロー型
接液材質 PVC、ガラス、シリコンゴム、PA
検水入口 Rc1/4または外径⌀6チューブ継手
検水出口 ホース継手(適合ホース内径⌀15、大気開放のこと)
検水入口圧力 0.2MPa以下のこと
検水温度範囲 0〜45℃(凍結なきこと)

センサ仕様

型式 RE-22B
検水温度範囲 0〜45℃(凍結なきこと)
温度補償 サーミスタによる自動温度補償
設置方法 FC-35型測定槽に取り付け
洗浄方法 ビーズによる機械研磨洗浄および電解洗浄併用
ケーブル 型式:CT4S-005N
長さ:0.5m、コネクターによる脱着方式

 

安全データシート

センサ内部液EA-30WE 安全データシート(212KB)

製品に関する情報

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