イワ気になる隊が行く!
フランクフルト「Achema 2015」レポート前編

2015年6月15日~19日、ドイツのフランクフルトで開催された「Achema 2015」に出展しました。

この展示会は3年おきに開催される世界最大の化学工業技術展で、世界各国から毎回16万人以上の来場者が訪れます。今回は、その出展の様子を、入念にレポートしてみたいと思います。

約58万㎡の広大な敷地に、11もの展示ホールがあるフランクフルトメッセ。交通アクセスも便利で、フランクフルト中央駅からUバーン(地下鉄)で1駅、タクシーでも10分ほどの市街地にあります。

メインエントランスに建つ、シンボルのメッセタワーとモニュメント

メインエントランスに建つ、シンボルのメッセタワーとモニュメント

世界56カ国から3800以上の出展社が、化学工業、環境保護、バイオテクノロジーに関わる製品技術を出展します。

たとえば、化学工業機械、分析/測定装置、実験/研究設備、貯蔵設備、薬品技術、制御技術、環境保護など…

弊社が出展しているのは「ホール8」で、ポンプやコンプレッサーをはじめ、ポンプに欠かせないバルブやシール材などの配管材メーカーが多数出展しているホールです。

弊社のアヘマ出展歴は長く、1956年の初出展から今回で13回目になります。かくゆう私もこの展示会には長く関わっており、その変遷を目のあたりにしてきました。イベントホールが拡張され…新しいホールが建設され…敷地内にはホテルが建ち…ドイツ国鉄や地下鉄の駅が入る…など、会場も大きく様変わりしました。


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広い会場の随所にある動く歩道

近年増設されたホール11

弊社は当初30㎡くらいの展示ブースでスタートしましたが、前回から5倍の広さ150㎡に拡大することができました。工業先進国ドイツで人気の展示会、場所を確保するのもなかなか厳しいのですが、長く出展し続けることで、良いロケーションを確保することができたわけです。

弊社展示ブース

弊社展示ブース

今回の弊社展示ブースの目玉は何と言っても巨大なスクリーンです。46インチの液晶モニターを16台合わせ、しかもそれを2セット並べシンクロさせるという、弊社にとって未だかってない無謀なプランでした。

展示ブースが映像と一体化したような場面もあり、登場するモデルさんが小さく映った時でもなんと実物大!
手前味噌ながら、迫力ありましたよd(⌒o⌒)b

さて、その巨大スクリーンで何を映したかというと・・・じつは、この日のために、イワキのプロモーションビデオを新しく作ったのであります! 日本では本邦初公開\(^o^)/

 

ではここで、準備期間での裏話をこっそりお話しましょう。準備はブースの建設開始から含めると約1週間前から始まります。実はその準備で一番たいへんだったのが、このスクリーンの設営でした。32台ものモニターの色合いが全てそろわなければ、折角の巨大なスクリーンが台無しになっちゃうからです(;_;)/~~~

46インチx16台の巨大スクリーン

使用するモニターは全て同時に作られた新しいものではなく品質が均一とは限りません。そこで、1台1台順番に調整していくのですが、テスト投映中に後から後から色合いがずれてしまうものが出てくるわけですね。そうなると、設営している業者さんは黙々とインターフェース機器やコードの交換を行います。時には新しいものを持ってきて交換したりもします。

見ているこちらは仕上がりを待っているだけですが、「あ、また色が変わった」「こっちのモニター暗いね~」と、開催日は近づくし・・・なかなか揃わない画面を見て内心ハラハラドキドキでした。

モニターの調整が延々と続けられた

どうにか開催日前日の夕方にモニターの調整が仕上がったのですが、今度は2セットあるスクリーンのシンクロで問題が発生((+_+))

なんと、シンクロしないのです! 最初同じ映像が流れ、途中で左右違う映像に分かれ、後半また同じ映像になるのです。もうお分かりだとは思いますが、シンクロしないと、左右チグハグな映像になってしまいます。

それでもどうにか、夜遅くになってインターフェースを交換することでシンクロすることができたのですが、再起動するとまたシンクロが外れてしまったりします。そうなると答えはひとつ、ただひとつの解決方法は「再起動しないこと!」、つまり「スイッチを切らない」ことしかありません。というわけで、ここだけの話ですが(笑)、会期中弊社の展示ブースは「24時間営業」だったんですよ。

IWAKI

最後になりましたが、弊社ブースにご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

次号は展示会場の様子に加え、私的ドイツの歩き方、知っている人は知っている、ピンポイント!フランクフルト街情報をお送りする予定です。どうぞお楽しみに(^^ゞ
以上ACHEMA展担当の奥出がお送りしました。