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イワ気になるチャンネル
“気になること”があれば、この目で確かめずにはいられないメルマガ編集部こと「イワ気になる隊」。今回はグループ会社の「テクノエコー」が事業所を移転したと聞き、新社屋を突撃取材してまいりました!
というのも、かつて当ブログの『ポンプなるほど用語編』にて「残留塩素」関連の用語を解説していた時期には、同社の営業技術の方から詳しいお話を聞かせていただいたり、お忙しいさなかに原稿を細部にわたってしっかりチェックしていただくなど、大変お世話になったので、そのお礼を申し上げたいという気持ちもありました。
今回、引っ越しホヤホヤの新社屋をご案内いただけるのは、管理部の本田部長と、管理部 製造第1課の井上課長。またまたお忙しいなか、おじゃまいたしま~す(#^^#)
今や、残留塩素計の世界では知る人ぞ知るテクノエコー株式会社ですが、1994(平成6)年10月に東京都西多摩郡瑞穂町に有限会社として誕生し、埼玉県入間市に移転してきたのは2000(平成12)年のことだそうです。今回は入間市内での引っ越しとなりましたが、最寄り駅で言えばJR八高線の金子駅から、西武池袋線の「仏子(ぶし)」駅へ変わりました。国道299号線のちょいと裏手に見えてきたのは、ブルーと白のコントラストがなんとも美しい建物でした。
── 駐車場もかなり広くて、よい場所が見つかりましたね!
もとは食材宅配サービスの会社さんが使っていた建物なんですよ。旧社屋が手狭になってからずっと物件を探していたんですが、なかなかこれという場所が見つからずに困っていたんです。ここは幹線道路から1本入るので道幅が狭く、大型トラックが入れないといいうことで製造業から敬遠され、たまたま空いていたようです。よいところが見つかって、ラッキーでした。
── こんなに広いと、お引越しも大変だったのでは?
幸い車で約15分の場所だったので、引っ越し前の約1週間は就業後に自分たちの車を使い、残留塩素計の試験機やガラス素材の理化学系機器など、絶対に壊したくないものを手持ちで運びました。
また、細かい部品なども多いので、それはケースごと運んだりして・・・まだまだ整理の途中ですが、新社屋ではしっかり間仕切りした部品庫を作ったので精密機器の保管も安心ですし、同室に部品のピッキングスペースを持てたことで、作業効率もかなり良くなるはずです。
と話してくれた井上課長。ちなみに、間仕切りなどの設計も含め、今回の引っ越しに関する総指揮を務めたのも井上課長だとか。
「まさに現場監督のような日々でした…」こんな会話の中にも、日本の“ものづくり魂”を垣間見た思いがしました。
テクノエコーの残留塩素計は、単に既製品を販売するというスタイルではなく、1点1点、お客様のご要望に沿ってカスタマイズする、いわゆる「受注生産」型の製品です。そのため、出荷時にも「全数検査」をしているそうですが、今回、広々とした出荷試験場を持てたことも、引っ越しのメリットのひとつではないでしょうか。
部屋の中をよく見ると・・・壁沿いにぐるりと配管してあります。じつは、あえて水道管を表に出し、蛇口をいくつでも増やせるように設計されているんですね(驚!
よって、こんなふうに “5連で回すテスト機” も、取り付けられたのだそうです。
ところで、水道の蛇口取り付けには、個数制限があるってご存知でしたか? たとえば一般住宅では最大7個と決められており、勝手に増やせないそうです(知らなかった~)。もちろん工場などの場合は、契約条件に従って申請すれば増やせるわけですが、このように自分たちの使い勝手がよいようにイチから設計できるのも、引っ越し効果のひとつかもしれませんね。
さらに今回の引っ越しで改善されたのが、「試作品開発のために実験スペースを十分に確保できたこと」だとか。ちなみに、同社に営業職だけの方はおらず、皆さん「営業技術」つまり、営業職と技術職を兼ねた職種なのです。まさに“少数精鋭”なわけですが「研究開発センター」とは別に、新本社工場でも研究開発スペースを持てたことで、利便性もグッと高くなったようです(*^^)v
1階スペースを存分に見学させていただいた後、2階へとご案内いただきました。本田部長いわく、「階段を一日に何往復もするので、フィットネスクラブの代わりになりそうです(笑)」とのこと。
社屋が広くなると、思わぬ効果も生まれるのですね(#^^#)
さてさて2階には、応接室、会議室、従業員更衣室などと共に、とてもゆったりした事務所スペースが広がっていたのですが・・・この続きはまた次回お届けしたいと思います。乞うご期待!
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