ポンプなるほど
このコーナーでは、ポンプにまつわる様々な「気になる」キーワードにスポットを当てて、イワキならではのノウハウで、楽しく解説していくことを目指しています。
今までなんとなーくしか分かってなかったポンプにまつわるあんなこと、こんなことが「なるほどっ！そうだったのか！」と、すすっと腑に落ちていただけたらいいなぁー。そんな思いで、進めてまいります。
それでは、さっそく第1回目に参りましょう！
初回は「ポンプの種類」に、スポットを当ててみました。
世の中にはさまざまな流体(移送物)があります。それらを扱ういろいろな用途に応じるために、多種多様なポンプが生まれてきました。超大型から非常に小さなものまで、実にバラエティにとんだラインアップですが、ここでは当社が扱っている範囲のポンプを「性格別」にご紹介していきたいと思います。
たとえば、プールの水やスーパー銭湯でお湯を循環
渦巻き状のポンプ室の中で、羽根車（インペラ）が流体にエネルギーを与え吐き出す仕組みが渦巻きポンプ。大容量の流体移送が可能です。
たとえば、飲料水の浄水処理や殺菌工程での薬剤の適量添加
薬剤は入れすぎても少なすぎても駄目。適量を注入することが重要です。ほかに食品への香料添加、工場排水や下水などのPH調整剤注入等に使用します。
たとえば、ボイラー高圧給水管への清缶剤の注入
ボイラーや給水管に錆が出たり付着物がたまったりするのを防ぐ。高圧で流れる給水管への注入が必須です。
たとえば、分解、組み立て、洗浄が簡単にできるポンプ
食品・飲料を安全に取り扱うには日ごろのメンテナンスが必要。ポンプ内も簡単に洗浄点検できることが重要です。
たとえば、環境に配慮して汚泥を密閉状態で送れるポンプ
汚泥を外気にさらすことなく移送することができます。
…などなど、それぞれの用途に応じて効率よく移送する、形、大きさ、動力、機構があります。
改めて見てみると、「ポンプ」と一言で言っても、こんなにいろんなポンプがあるんですね。ポンプ、奥深し！
ということで、次回から「ポンプの動力」「ポンプのサイズ」「ポンプの配管」「ポンプの分類」「ケミカルポンプ」「マグネット駆動」「定量移送」などなど、様々なキーワードに順次スポットを当て、楽しく解説していきますので、どうぞお楽しみに♪
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