世界のIWAKI Vol.40
クルマといえばドイツ! ドイツ言えばアウトバーン! 気になるドイツのクルマ事情

ヨーロッパ、アメリカ、アジアを拠点に、ワールドワイドにビジネスを展開しているイワキ。 このコーナーでは、そんな世界のイワキを支える拠点とそのお国柄などを楽しくレポートしていきたいと思っています。

さて、前回に引き続きドイツからのレポートをお届けいたします。担当するのは、イワ気になる隊・塩田とともに「Achema(アヘマ)2018」を全力でやり遂げた漢(オトコ)、加藤。「カトチン」と気軽に呼んでいただけると本人も喜びます(笑)。クルマ好きのカトチンはドイツの車事情をどんな風に捉えたのでしょうか? それではマイクを渡しましょう。加藤さ〜ん、よろしくお願いします!

ドイツと言えば「アウトバーン」

みなさんはじめまして、「カトチン」ことイワキの加藤です。今回はじめてのレポートでドキドキしておりますが、クルマ好きの目線から「ドイツのクルマ事情」をお伝えしていきます。何かのお役に立てていただければうれしいです。

さーて、ドイツといえはアウトバーン! 車を運転したことがある方なら、一度は「アウトバーンをかっ飛ばしたい!!」と思ったことがあるはず。もちろん私も走る気満々だったのですが、今回は現地の方にハンドルを譲り、加藤はおとなしく助手席に・・・。でもその分キョロキョロできましたし、道中いろんな話が聞けて、とっても勉強になりました。

ご存知アウトバーンはドイツ全域に張り巡らされた無料の高速道路網。近年、大型トラックの通行は有料化されたようですが、乗用車であればタダ! しかも基本的に速度無制限! という羨ましすぎる存在です。

ただし、混雑する地域や急坂区域などは速度制限があり、そういう場所には自動速度制限違反取締装置が設置されているとか。このあたりは日本と同じなんですね。ちなみに、一般道も市街地や住宅街など、制限された区域以外なら100kmまではOKなようです。

IWAKI EUROPE GmbH

IWAKI EUROPE GmbH

日本ではだいぶ少なくなったマニュアルシフトのクルマ(MT車)が、ドイツではまだまだ主流で、イワキヨーロッパ(IWAKI EUROPE GmbH)でも半数以上の社員がMT車だそうです。コストが少し安いということもありますが、「MT車の方がかっこいい!」という考えからのようです。(たしかに! 大いに賛成!)

それに比べて日本では、マニュアル車どころか、“若い人のクルマ離れ”が話題になっています。私が若い頃(今でも若いですが!何か?)は、デザインやスタイルはもちろんのこと、排気量と馬力の関係がどうだとか、加速時の音が素晴らしいなど、車の魅力をたくさん教えてくれる先輩がたくさんおりました。それが、オートマ(AT)車が主流になり、ハイブリット車や電気自動車が登場し、「静か〜に走る車」がこの先当たり前になっていくのでしょう。いや、人工知能(AI)により、もはや運転手さえいらない時代に・・・!? 技術の進歩は素晴らしいですが、嬉しい反面ちょっと寂しいような・・・。それよりも時代についていけるかどうか・・・(遠い目)

はっ! いつの間にかノスタルジーに浸かってしまいました。レポートに戻りましょう!

ドイツ流・クルマ社会の暗黙のルール

もしドイツでクルマを運転するなら、まずは交通ルールを知らなければなりません。みなさんがもしドイツで運転することになっても“最低限これだけ押さえておけば大丈夫!”という暗黙のご当地ルールを、ドイツ営業マンに聞いてみました。

速度の速い車は左の車線へ

車線が複数あるアウトバーンでは、左側の車線から順に速度の速いクルマが優先されます。

たとえば、自分がいかに気持ちよくかっ飛ばしていても、後方からもっと速いクルマが近づいてきたら右側車線にどいて譲らなければなりません。これは絶対に守らなければならないルールのようです。ですから、煽られるなどということもないのです。

ラウンドアバウト(環状交差点)

真ん中のサークルをぐるっと回って目的の方向に行く環状型の交差点です。ドイツに限らず、欧州全域に多く見られますね。実際に通ってみると思ったより混んでいて、交差数が多いところでは車線移動が大変そうです。サークルが2車線になっているところなどは、「これって一生サークルから出られないんじゃ・・・(大げさ)」と思ったこともありました。それに、街中にも小規模なラウンドが思いの外たくさんあってびっくりしました。

徒歩でレストランを探していた時は、この環状交差点で何度も迷ってしまいましたっけ(泣)。

ドイツで車を走らせるなら、避けては通れないラウンドアバウト。しかもドイツの基本は「左ハンドル・右側通行」です。左右どちらから確認する?・・右見て左見て・・いや、左見て右見て・・あれ、どっちだっけ?

なんてことにならないよう、十分にお気をつけください。

道路交通標識

当たり前ですが、交通標識はドイツ語が主体です。クルマで移動する前に、目的地、経由地、町の名前などのドイツ語表記を、しっかりと覚えておいてくださいね。おすすめは「手書メモ」です。スマホなどに入力しておくのもよいですが、もしもの時のために、情報はアナログでも持っておくことをオススメいたします。

ついでに言っておくと、カーナビもドイツ語です。音声案内を聞くと、ドイツ語の右「rechts(レヒト)」が英語の左「left(レフト)」に聞こえてきて、ちょっと笑っちゃいました。いえ、笑ってる場合ではありません! 聞き間違えたら事故につながることも!! しっかり聞いて、くれぐれも安全運転を心がけてくださいね。

路上駐車

日本に比べ街中での路上駐車が多いのにも驚かされます。東京では路上駐車はほぼアウト。巡回監視員が常に目を光らせていて、違反車に違反ステッカーを取り付けたり、悪質な場合はレッカーで移動されたりしますよね。

でもこちらドイツでは、都市部でも意外と路上駐車しているクルマが多いのです。場所によっては狭い路肩にそれこそクルマ同士が肩を寄せ合ってひしめき合っています。よくぞまぁこんなに狭い場所に、しかもギリギリの車間距離でピタッと停められるものだと、感心してしまいました。

もちろん交通の妨げになってはいないのでしょうが、街中でスピードを出せないように、駐車するクルマでわざと道路を狭くしているところもあると聞いてびっくり。そうなんですか! お国変わればいろいろ変わりますね

びっくりといえば、その昔、ここは大丈夫と思ってクルマを路上駐車したイワキヨーロッパの日本人営業マンが、昼食をとって戻ったらレッカー移動されていた・・・なんていうこともあったようです。路上駐車OKじゃなかったんかいっ!

街によっても対応はいろいろなようで、そんなご当地ならではの暗黙のルールも、しっかり覚えないと・・・ですね(^_^ 😉

ぐれぐれも盗難にはご注意を!

それから、路上駐車で最も怖いのは盗難です。たとえ自宅の前であっても同じです。朝、駐車してあったはずのクルマが忽然と消えていた・・・なんてこともあるようです。車上荒らしでははく、クルマ丸ごと持っていくというスケール感にドン引きしました。特に高級車が狙われるようですが、どんなセキュリティも解除するプロがいるらしいんですね。コワーイ。

というわけで、アウトバーンを満喫しながらドイツの様々なクルマ事情を勉強させてもらいました。今回は「アウトバーンをかっ飛ばす」という夢は持ち越しになりましたが、いつかは走るぞ、アウトバーン! 待っててね、アウトバーン!

以上、ドイツより、カトチンこと加藤がお届けいたしました (^^ゞ

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