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コンニチハ!世界のIWAKI
ヨーロッパ、アメリカ、アジアを拠点に、ワールドワイドにビジネスを展開しているイワキ。このコーナーでは、そんな世界のイワキを支える拠点とそのお国柄などを楽しくレポートしていきたいと思います。
こんにちは、メルマガ編集部「イワ気になる隊」のHです。先月、ドイツのフランクフルトで開催された展示会「Achema2024」に出展するため、現地へ出張してきました。初めてフランクフルトを訪れましたが、街には近代的な建物と中世の雰囲気を残した建物が混在し、その独特な景観に感動を覚えました。
今回は滞在していたホテルの近所にも名所がたくさんありましたので、 少しばかりですがご紹介したいと思います。
フランクフルト中央駅は1888年に開業し、ヨーロッパ屈指の規模を誇るターミナル駅です。鉄の柱と高い天井に圧倒されるその構造は、訪れる人々を魅了します。
1日の乗降客数は約35万人と多く、Sバーン(近郊列車)とUバーン(地下鉄)、ICE(遠距離列車)が乗り入れています。さらに駅前には路面電車とバスの停留所があり、まさにドイツ西部の交通網の中心になっている駅です。
中央にある「DB」はDeutsche Bahn AG(ドイツ鉄道株式会社)の略称です。
ちなみにドイツではフランクフルト中央駅のように、「〇〇中央駅」が多数存在します。ただし、駅舎には〇〇の部分が省略され、「中央駅」の意味である「HAUPTBANHOF」とだけ表記されることが多いようです。Googleマップや電車内の案内図などには「〇〇中央駅」や略称の「○○Hbf」とちゃんと表記されているのですが…これは「その街の中央駅なんだからわかるっしょ」ということなのかなと、勝手に思ってしまいます。
「フランクフルト大聖堂」、正式には聖バルトロメウス大聖堂の歴史は、7世紀まで遡ります。内部には壮大で美しいゴシック様式の装飾が施されており、夜にはライトアップもされていて幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
ちなみにドイツでは街の中心が教会になるようですが、教会にはいろいろと呼び方があり、街の小さい教会は「Kirche(キルヒェ)」、土地を納めていた司教がいた教会を「Dom(ドーム)」、修道院付属の教会を「Münster(ミュンスター)」と呼ぶそうです。フランクフルト大聖堂はDomで、真下にあるUバーンの最寄り駅も「Dom/Römer」 となっています。このRömerは旧市庁舎があるレーマー広場で、こちらも観光名所になっています。
フランクフルト大聖堂は近くで見ると圧倒される大きさですが、残念ながらドイツ三大大聖堂には含まれていないようです。ドイツ三大大聖堂は、トリーヤ大聖堂・ケルン大聖堂・マインツ大聖堂で、これ以上に素晴らしい大聖堂にぜひ訪れてみたいと思いました!
アイゼルナー・シュテグ。かっこいい響きの名前の橋だなぁと、日本語に翻訳してみたところ、その意味は「鉄の橋」。…なんてド直球のネーミング!!
この橋は「永遠の愛」を誓ってカップルが南京錠を橋の柵にかけることで有名です。 愛の南京錠スポットは日本各地にもありますので、愛を誓う方法は万国共通なんですね。
しかし、そんなに南京錠を付けていたら柵が南京錠でいっぱいになってしまうのでは…? とか思いましたが、定期的に撤去されているのでしょうか?
橋からはフランクフルト大聖堂の美しい景色が見え、夜にはライトアップされた橋の風景も楽しめます。
マイン川の南岸になる、ドイツの古い街並みが楽しめるザクセンハウゼン地区。 フランクフルト名物のアップルワインが楽しめる、いわゆる居酒屋街です。
その一角に、口から水を吹く銅像がありました。奥の看板を見ると「クラッパーガッセのラウシャー夫人」と書かれていました。
クラッパーガッセはこの銅像がある通りの名前で、帰国後に気になって調べたところ、いろいろな意味で伝説の女性だったようです。
でもこの銅像の横の居酒屋がこの夫人の名前になっていたり、地元メーカーのアップルワインの名前になるなど愛されていた方のようですね。
ちなみにこの銅像は1961年に設置され、最近改装されてから口から吹く水の勢いがすごく強くなったようです(笑)
フランクフルトを流れるマイン川は、市民の憩いの場としても人気があるようで、水着姿で日光浴を楽しむ人々の姿が見られます。
川の縁で寝ている人を撮りましたが、これはちょっとしたネタとして紹介しておきます(笑)
皆さんもぜひ、フランクフルトを訪れる機会があれば、今回ご紹介したスポットを巡ってみてください。
以上、イワ気になる隊のHがお送りしました。
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