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イワ気になるチャンネル
6月10日から14日にかけて、ドイツのフランクフルトで開催された世界でも最大規模の工業技術展「Achema 2024」にイワキも出展しました。
皆さまはこのAchema(アヘマ)展をご存知でしょうか。ドイツの化学工業技術展ということで、TVや一般ニュースで取り上げられることがあまりないためご存知ない方もいるかもしれません。
しかし、Achema展は1920年の第1回開催から今年で104年目となる、とても歴史のある展示会なのです。展示会では、化学、環境保護、バイオテクノロジーといったあらゆる分野に関する最新の機器や技術が紹介されています。
今回のAchema2024は、コロナ禍明け初の開催となりました。前回開催の2022年は、コロナ禍の影響で規模が縮小されていましたが、今回は世界56カ国から2,800を超える企業が出展し、141ヵ国から106,000人を超える来場者が訪れ、再び大規模な展示会となりました。弊社ブースにも多くの来場者が訪問し、さまざまな国の人々と商談を交わすことができました。
申し遅れました。イワキメルマガ編集部「イワ気になる隊」のHです。
今回、初めてAchema展に参加してきました。日本の展示会では考えられないほどの大規模な展示会に驚き、某有名ファストフード店の値段に驚き、ドイツ人の清涼飲料水の摂取量に驚き…(笑)会期から1ヶ月経った今でも興奮が冷めやらぬ日々を過ごしております。
それでは早速ですが、Achema2024におけるイワキブースの様子を紹介をしていきたいと思います!
Achema展の会場であるメッセ・フランクフルトはとても広大で、面積は東京ビッグサイトの約2.6倍、ホールは全部で12ホールもあります。その中で、弊社が出展しているのは「ホール8」。ポンプやコンプレッサー、バルブメーカー等が出展しているホールです。
Achema展は人気があるため、ブースの場所を確保するのは難しいのですが、イワキは1976年から出展を続けていて、今回が16回目の出展になります。そのため、ホールの中でも良い場所にブースを構えることができています。
天井から吊り下げられているバナーにはランダムな柄が描かれているように見えますが、ある一点から見るとイワキロゴが浮かび上がるように見える「アナモルフィック・タイポグラフィー」で遊び心を加えました。
最近ではスマホを横にして歩きながら撮影する人も多く、そのような方に気づいてもらえればという願望から採用しました。実際ある一点の場所に立ち止まり「ここから見るんだ!」と発見してくれた方がいました。
また、バナーの中には製品の特長や構造などをイラスト化し、デザインの一部としています。
展示製品は、「マグネットポンプ」と「定量ポンプ」をメインに、「空気駆動ダイヤフラムポンプ」、装置組み込み用の「小型ポンプ」などを多数出展いたしました。
ちなみに展示製品の総数はなんと40点以上! 非常にたくさんの製品を展示しましたが、カテゴリーごとに展示エリアを分け、来場者にわかりやすく見てもらえるよう工夫を凝らしました。 展示製品が多いとブースの中が煩雑になりがちですが、スタイリッシュにまとめられたのではないかと思います。
こちらは大型マグネットポンプMDWシリーズに、新たに加わったMDW-Fです。
芯出しが不要なフランジ接続型モータを採用しているため、組立やメンテナンスがしやすいポンプです。Achema展での展示が、世界へのお披露目となりました。写真では平然と展示台の上に鎮座していますが、重量は約600kgもあります。
搬入時はフォークリフトで持ち上げ、6人以上で位置を調整することとなりました。ただその苦労の甲斐もあり、ブースのなかでも一番目立つ場所に置かれたMDW-Fは、その重厚で巨大な見た目から多くの来場者を引き付けていました。
「IWAKI AIR Europe」はイワキが日本国内で販売している「空気駆動ダイヤフラムポンプTCシリーズ」のヨーロッパブランドです。そのためIWAKI AIR Europeのコーナーでは、それらを多数展示しました。
空気駆動ダイヤフラムポンプは完全自吸式でメンテンスが容易、スラリー液や高粘度液も送れることから、多方面で使用されています。他社のブースでも多数展示されていましたが、多くの方がTCシリーズについて詳しい説明を求めており、注目度の高さがうかがえました。
搬入時に驚いたことがあります。フォークリフトの運転が日本と比べると、とっても荒いのです!
日本でも会場への搬入時にフォークリフトを使用している会社を見かけますが、荷崩れしないよう、ゆっくり操作をしていると思います。
しかし、ドイツのフォークリフトは違います。バランスを崩したら倒れてしまいそうなほどたくさんの搬入品を、3〜4メートルほどまで持ち上げて走っていきます。1台だけでなく全てのフォークリフトがそうでしたし、現地にいる日本人に聞いても「もう見慣れた光景。これがスタンダードだよ」と言っていました。
通路に置いてある物を避けるため、ポジティブに考えれば合理的な考え方なのかもしれません。しかし私にとってはあまりの衝撃で、カメラマンの役割もあったにも関わらず、写真を撮り忘れてしまいました・・・
最後になりましたが、弊社ブースにご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
以上、ドイツ・フランクフルト「Achema 2024」のレポートをHがお送りしました。
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