イワ気になるチャンネル
皆さまこんにちは。イワ気になる隊、三春工場の「H」です。
私が所属している三春工場では、小型マグネットポンプや、マグネットギヤポンプMDGシリーズを初めとするOEM用小型製品を生産し、国内はもとより広く海外へも出荷しています。
先日、イワキ広東工場から製造部員3名が三春工場に来工し、ノックダウン生産対応の作業研修をおこないました。
今回はその研修の様子をお届けします！
研修がおこなわれた三春工場
その前に、「ノックダウン生産って何？」という方もいらっしゃると思いますので、まずは簡単にご説明します。
KD（ノックダウン）生産とは他の場所で生産された部品を集め、現地で組み立て・販売などをする生産方式です。
完成した製品をそのまま輸送すると、大きさや手段によってはコストが掛かってしまい、販売価格に跳ね返ってしまいます。
部品ごとに分けて輸送し、現地組み立てをすることにより、コストの削減につながるという生産方法です。
イワキ広東工場
イワキの一部の海外関係会社では、海外からの短納期要求等に即時対応するため、日本で生産された製品の主要部品を輸入し、現地で組み立てをおこなっています。
イワキ広東工場でノックダウン生産された製品は、中国国内で販売されています。
それでは作業研修に来工した、広東工場製造部員の３名をご紹介します。
マイさん、チョウさん、オウさんの3名です。
前列左から、チョウさん・オウさん・マイさん 後列左から、私・Yさん
私自身、三春工場製造部でポンプを製造して長いのですが、海外の方に直接指導する機会は初めてでした。
更に私が引っ込み思案で人見知りをする性格のため、ドキドキしながら当日を迎えましたが、皆さん親しみやすく、楽しく研修を進めることができました。
研修中、特に驚かされたのが、３名の理解力と作業スピードです。
研修に合わせて（習熟するため）生産工程に少し遅れが出てしまうかと思いましたが、想定以上に進捗が早く、感心するばかりでした。
研修期間中は、広東工場の皆さんも見渡す限り山に囲まれた三春工場に来て、慣れない組立作業で疲れもあるだろうと思っていましたが、休日には3人で宮城県仙台市まで観光に行ってきたそうです(笑)。
研修最終日の感想で日本に来て一番おいしかった食べ物は？と聞くと、マイさんは鰻、チヨウさんはラーメン、オウさんは牛タンと、3人とも日本食を堪能したようです。
本当に活発で、仲の良いトリオでした。
作業指導してくれたパート社員の皆さんも最初はコミュニケーションなど大変だったと思いますが、ありがとうございました。
広東工場の皆さんの努力に応えられるように、これからも三春工場全体でできる限りの支援をしていきたいと思っております。
今後も共に頑張っていきましょう！
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