2019年がスタートしました! 皆さま新年の滑り出しはいかがでしょうか?

昨年はことのほかドイツ色が豊かだった「気になるイワキブログ」。6月に「Achema(アヘマ)2018」に出展したご縁が広がって、ドイツ関連のレポートをたくさんお届けすることができました。今年最初のレポートも、お世話になったドイツから・・・ということで、行ってまいりました、東京ドイツ村。しかもタイムリーなことに、期間限定のウィンターイルミネーション「ドイツ村の奇跡」に加え、「チャイナランタンフェスティバル」が夜な夜な繰り広げられているというではありませんか!

チャイナランタンといえば、中国の旧正月を祝う「春節」の時期に行われる光のお祭り。まさに“平成最後のお正月”盛り上げるにふさわしいイベントです。それが日本にいながらにして、さらにはドイツ村の中で見られるなんて、これぞドイツの奇跡!\(^o^)/と、メルマガ編集部こと「イワ気になる隊」新人の林が、早速現地へ飛んで調査開始です。

東京ドイツ村へGO!

東京ドイツ村は、千葉県は袖ケ浦にあります。「千葉県なのになぜ東京?」という思いが浮かびそうになりますが、それを言ったら野暮というもの。国際空港も◯◯ランドも東京ですから、ドイツ村だって東京なのです。

高速の姉崎袖ヶ浦ICを降りて5分ほど車を走らせると、東京ドイツ村が見えてきます。

広っ!! なにこれ、でかっ!!

これが私の最初のリアクションでした。想像していたよりも遥かにビッグスケールです。それもそのはず、敷地はなんと東京ドームの19倍!!(驚) ドイツと中国の超絶イルミネーションが見られるというのですから、自ずと気持ちは高まります。一体どんな景色が待っていてくれるのでしょうか。

中国のお正月から調査開始!

まずは新年の幕開けにぴったりな「チャイナランタンフェスティバル」の様子からお届けいたしましょう。

中国のお正月といえば春節ですね。本場中国の春節レポート(コンニチハ!世界のIWAKI Vol. 26)に負けないよう、しっかりレポートしなくては(気合いIN)。

この「チャイナランタンフェスティバル」は、「唐」の時代から続く中国の伝統行事で、日中友好40周年を記念して、ここ東京ドイツ村に空前のスケールで再現されています。魔法のように美しいイルミネーションを作り出しているのは、世界最大のランタンメーカー「自貢灯彩集団」。なんと今回、日本初来日(!)だそうで、本場の技術が繰り出す光の祭典を体験できるのは、ここドイツ村だけ、というわけです。

取材に伺ったのは公開日の前日だったのですが、特別に入れていただき、チャイナランタンほぼ独り占め! あまりに貴重過ぎて、今思い出しても鳥肌モノです。ありがとうございました。

赤、黄色、緑、紫・・・色、光、色、光・・・!!!

ゲートをくぐった瞬間から、あまりの美しさに口を閉じることができません(あんぐり)。こんなにも華やかな色と光といっぺんに見ることなんて、かつてあったでしょうか!! もしシャングリラ(理想郷)が本当にあるならば、きっとこんな感じなんだろうなぁ・・・

それでは、色とりどりの光が織りなす幻想的な世界をご堪能ください。

チャイナランタンは、全部で全41のテーマに合わせて作られているんですが、驚くことにぜ〜んぶ「手作り」なんだそうです。もうどんだけ細かい職人技なんでしょう!

こちらは北京に実在する世界遺産『天壇(てんだん)』を原寸大で再現したものです。直径18メートル、高さ12メートル! 写真だとスケール感がお伝えできないのが残念ですが、めちゃくちゃ迫力がありました。ずっと口あんぐりで、どのくらい見とれていたのでしょう。ふと気付いた時は、口の中がカピカピに乾いていました。

ハスの花やキュートなパンダたちも素晴らしい! そして最後、私の心を鷲掴みにしたのが、こちら。水面に映る真っ赤な龍の姿でした。本当に水の上をシャーッと滑っているみたいなんです。う、美しすぎる!

いやー、素晴らしかった! 色と光がこんなにも人を感動させるとは・・・!

春節万歳\(^o^)/ チャイナランタン万歳\(^o^)/ ドイツ村万歳\(^o^)/

続いて「ドイツの奇跡」を体験

チャイナランタンの素晴らしい光のアートを堪能した林は、次なる奇跡を探検せんとウィンターイルミネーションエリアへと移動しました。途中、「中国からヨーロッパへ、ちゃんと気持ちの切り替えができるのか、自分?」・・・なんて思っておりましたが、暗闇に浮かび上がった巨大イルミネーションを見た瞬間、そんな思いもどこかへふっ飛んでしまいました。

おおおっ、ドイツだ! なんて美しい!

あちこちから感嘆の声が聞こえてきます。思いはみな同じなんですね。

色とりどりの光で飾られたのは、ドイツの市場をイメージしたマルクトプラッツ(Marktplatz)。ドイツの街並みって、こんな感じなのかなぁ〜と想像しながら見とれておりました。今はまだ新人の私ですが、いつか先輩たちのように、本場ドイツへ行ける日が来る・・・といいなぁ・・・(願)

光の地上絵に目が釘付けに・・・

今年で13回目を迎えるウィンターイルミネーション・ドイツ村の奇跡は、全部で4つのエリアに分かれています。使われている電飾の数、なんと250万球! こちらも期待できそうですね。

よーし、全部制覇するぞ〜! と、やる気満々で、マルクトプラッツから「光の地上絵 —不死鳥ものがたりー」エリアへ移動してみました。同じ目線では、どこまでも広がる光の絨毯みたいに見えますが、少し離れたところにある「見晴台」に上ると、その全貌が見渡せるようになっているとのこと。どれどれ・・

うぉっ! こ、こんな風になっていたのかっ!!

それでは、皆さまにはいろんな角度の風景を一挙にご覧いただきましょう。地上に描かれた巨大な「不死鳥」は、美しさの中にも愛嬌があり、ずっと見てられるナイスキャラクターでした。

光のトンネルの元祖「虹のトンネル」へ

見晴台からさらに後方の高台には、何色もの光でライトアップされた大きな観覧車があります。その足元には、眩しいほどの「虹のトンネル」が。全長70メートルもあるそうで、ここ、東京ドイツ村のトンネルが「元祖」だそうです。

美しい光に誘われ、まずは、虹のトンネルに入ってみました。

おおっ、右も左も、頭上も、見渡す限り、光、光、光! 「虹のトンネル」というネーミングに間違いなし! と、一人納得しながら、光の中を進んでいきました。トンネルは緩やかなカーブを描きながら続いているので、見あげたまま進んでも、何かにぶつかるようなことはありません・・・が、くれぐれも前方にはご注意を。

一人観覧車&一人カートという貴重な体験も

だんだん小さくなる光の景色を見下ろしながら、「そういえば観覧車に乗るなんて、何年ぶりだろう・・・」ふとそんなことが頭をよぎります。そして「今、観覧車の中に男一人」という現実が押し寄せてきます。う・・・さみし・・・い、いや、取材です。あくまでも取材ですから!

トンネルを抜けると、そこには巨大な観覧車がどーんとそびえ立っています。観覧車からは様々な光で描かれた「魔法陣」が見られるということなので、その景色もカメラに納めておかねば!と、熱い使命感にかられ、迷うことなく観覧車に乗り込みました。

そんな林の気持ちも含め(笑)、観覧車から見える景色を、存分にお楽しみください。

観覧車をぐるっと一周したあとは、「メルヘンカート」に乗って、光の道を突き進んでみることにしました。美しく電飾であしらわれた6人乗りのカートは、まさにメルヘンそのもの。カップルはもちろん、家族で乗ったら楽しいだろうなぁ・・・と思いながら、「お一人様貸切り状態」のカートは静かに走り出しました。もう、ここまできたら私に怖いものなどありません。とことん「今」を楽しみます!!(あくまでも取材です。大丈夫、忘れていません)

東京ドイツ村のウィンターイルミネーションとチャイナランタンフェスティバルは、どちらも2019年4月7日(日)まで開催しています。土日や休日は混雑が予想されますので、公式ホームページで点灯時間や混雑予想をチェックしてから行かれることをおすすめします。

以上、イワ気になる隊、林がお送りしました。

イルミネーションの美しい光のように、2019年が明るく素晴らしい1年になりますように。

東京ドイツ村

http://t-doitsumura.co.jp
〒299-0204 千葉県袖ケ浦市永吉419

営業時間
◯イルミネーション(開催中~2019/4/7)
9:30~21:00 (最終入園 20:30)
◯通常営業日(上記以外)
9:30~17:00 (最終入園 16:00) 年中無休
※季節や天候により、営業時間の変更・臨時休園有り

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