このコーナーでは、ポンプにまつわる様々な「専門用語」にスポットを当て、イワキ流のノウハウをたっぷり交えながら、楽しく軽やかに解説します。今まで「なんとなく」使っていた業界の方はもちろん、専門知識ゼロでもわかる楽しい用語解説を目指しています。そして文末の「今日の一句」にもご注目ください。クスッと笑えて記憶に刻まれるよう、毎回魂を注いで作っております。

しばらくご無沙汰しておりました「わかれば納得!ポンプなるほど[用語編]」。

約4ヶ月のインターバルをいただき、不死鳥のように蘇ってまいりました!・・・って、大げさですね。失礼いたしました。その成果をこれから、トントントーンとテンポよく、発表していきたいと存じます。初回から20回まで電磁ポンプやエアー駆動ポンプにまつわる用語を取り上げ、面白楽しく解説してまいりましたが、二十歳(回)を超えてひとつオトナになった「ぽんなる用語」が取り組むべき次なるステージ、それは・・・

「残留塩素」。

平成28年12月、イワキは残留塩素計の老舗メーカーであるテクノエコー株式会社を子会社化し、ケミカルポンプ×残留塩素計のコラボで、様々なご提案ができるようになりました。

しかーし! 残留塩素計は大事な仕事をしているわりには存在が地味すぎるのか、今までスポットライトをほとんど浴びたことがありません。用途はおろか、存在すら知らない人も少なくはありません。

ポンプ自体も相当な縁の下の力持ちですが、それよりもさらに縁の下の下の力持ち的存在として、黙々と働きつけている残留塩素計。ならば、せめて私たちだけでも、このぽんなる用語で主役級のピンスポを当て続けてしんぜよう!そんな心意気なのです。

とはいえ、「残留塩素計」を用語としてとりあげると、こんなことが起こります。試しにやってみましょう。

【残留塩素計】
水の中の残留塩素の濃度を測定する装置のこと。残塩計とも言う。

はい。用語の解説としては以上なのですが、ものすごーくたくさんの疑問が残ったのではないでしょうか?

「そもそも、なんで“残留”なの? 何を持って残留というの?」

「残留塩素計どういうところで使うの?」

「なんのために使うの?その目的は何?」

「測ってどうするの?」

「というか、塩素って・・・液体?ガス? 何?」

・・・・などなど

塩素について、意外とぼんやりとしていることが多いんですね。ましてや「残留塩素」ともなると、知らないことだらけ。残留塩素計のお役目を理解するには、塩素のことを色々知っておく必要があるのです!

ということで、今後の「ぽんなる用語」では、塩素にまつわる様々なストーリーと供に用語解説をしてまいります。

本格稼働は次回からですので、どうぞお楽しみに♪

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