「コンニチハ!世界のイワキ」は、グローバルに展開するイワキの海外拠点を楽しく紹介していくコーナーとして誕生しました。これまでヨーロッパ、アメリカ、アジアの各拠点から「ご当地ならでは」の情報を発信してきましたが、突如全世界を飲み込んだコロナ禍により、今まで当たり前にやっていたことが当たり前ではなくなり、大きな変化を余儀なくされました。

もちろんオンラインでの海外取材を続けるということも考えましたが、こんなときこそ原点回帰。日本だって世界の一部だ。私たちの「ホーム」に新しい視点で向かい合ってみよう! という運びとなりました。

そこで、イワキの国内拠点である支店・営業所をイワキらしいユニークな視点でご紹介していきたいと思います。名付けて「世界のイワキ・ジャパン・プロジェクト」! 「世界か日本かどっちやねん!」というツッコミ、大歓迎です(笑)

そこで手を挙げてくれたのは、昨年移転したばかりの名古屋支店です。

「趣味はネット動画を見ながらの宅飲み」という川地支店長と、「毎週少年野球の審判を務める野球人」の原田課長はじめ、多数のご協力のもと、名古屋支店をさまざまな視点から、前後編2回に分けてご紹介いたします。

左側:川地支店長、右側:業務課 原田課長

それでは早速、お話を伺っていきましょう。

名古屋支店の歴史

―― まずは、名古屋支店の沿革についてお聞かせいただけますか。

川地支店長:直販拠点として名古屋営業所が開設されたのは1969年(昭和44年)で、名古屋の中心部に位置する栄(さかえ)のビルの2階を借りていました。

原田課長:栄から一社(いっしゃ)にある4階建ての中古ビルに移ってきたのが1978年(昭和53年)。これが旧名古屋支店(1984年(昭和59年)に支店化)にあたります。

川地支店長:他の支店や営業所と違って、中古ビルを買って改装しました。自社所有の土地と建物、要は自社ビルですね。そして最近、そのビルを解体して、メンテナンス本部用の作業場を新設しました。

原田課長:旧名古屋支店は4階建てなのにエレベーターがなく、昇り降りには階段だけでした。当初は4階が寮として使われていたんですよ。

旧名古屋支店

―― え? 寮だったんですか? 以前伺ったときは、4階は会議室だったと記憶していますが・・・。

原田課長:はい。1988年まで寮として利用しており、その後会議室に改装しました。旧事務所は営業部が3階、私の所属する業務部が1階だったため、階段の昇り降りで1日20往復することもありました。会議室や休憩室も4階にあったので、良い意味で自然と身体が毎日鍛えられていましたね。

―― シャワーやお風呂はどうされていたんですか。

川地支店長:お風呂はついていました。部屋は5つあったと思います。今ではその寮に住んでいたという社員も少なくなりましたけどね。

―― では、名古屋支店開設の理由についてお聞かせいただけますでしょうか。愛知県を中心とした中部東海地方に、ものづくり企業が多いことなど関係しているのでしょうか。

川地支店長:ご存知かと思いますが、愛知県の製造業出荷額は日本一です。愛知の代表的な企業といえば、自動車製造のトヨタがあげられますが、その傘下の部品メーカー、さらに協力会社という組織になっています。

そして自動車生産台数の増加に伴って、この地区の製造業出荷額は伸びてきました。こういったものづくりで発展した環境ですので、イワキ製品の需要も当然あるはずだ、ということで、それを見越して、名古屋に活動拠点を構えたんじゃないかと思います。当時の経営者の方々は、さすがは先見の明があると思います。

事務所移転で気分一新、これが新・名古屋支店だ!

―― 次に今回の事務所移転の経緯についてお聞かせいただけますでしょうか。

川地支店長: ことのおこりは、旧事務所の耐震基準調査です。当初の図面を紐解いてみたのですが、耐震に関する情報が書かれていません。そこで業者に相談すると、かなり高額な費用がかかると言われました。

とはいえ、柱の中の鉄筋が錆びついているのを目の当たりにしたり、台風や地震などで耐震基準の低さを体感していたので、「このままでは社員の命を守れません!」と、社長を含め管理部門に耐震対策の必要性をアピールしたわけです。

その結果、「対応策を考えなさい」との指示を受け、移転を検討し始めました。

―― ということは、当初は自社ビルではなく、移転だったのですね?

川地支店長:はい。そうなんです。まずは旧事務所の近隣で色々と探したんですが、なかなかいいところが見つかりません。そこで、2、3駅離れた場所や、全く違うエリアの候補地をいくつか見つけたんですが、みんなから猛反対を受けました。

原田課長:通勤の問題は切実ですからね。

川地支店長:そんなこんなでしばらく話が止まっていた矢先、ある不動屋さんが懇意にしていただいている地主さんを口説き落として土地を貸していただけることになったのです。

―― 皆さんにとって良い移転先が見つかって何よりです。以前の事務所より広くなったように感じるのですがいかがでしょうか。

川地支店長:メンテナンス本部用の作業場を別に設けたことも、広く感じられる理由かもしれませんね。良くなった一番の点としては、2階のワンフロアで全員が仕事できることですよね。

以前は業務課の人たちが特に大変な思いをしていましたから。また、間取りについては社員の意向をできるだけ取り入れたカタチになるよう決めました。

ゆったりとした空間で業務効率アップ!?

―― 事務所の中に入って、すぐに建具の高級感を感じました。

川地支店長:確かにできてみてびっくりしました。図面ではこの建具がどのようなものなのかイメージできなかったのですが、実際に目にしたときには、照明や扉の作りなど、至る所で最新のデザインが取り入れられているなと思いました。

落ち着いた雰囲気のエントランス
公園の見える応接室

―― 他の支店・営業所の方がご覧になったら、きっと羨ましく思うのではないかと思います。メインの仕事場である2階の事務所は、土足厳禁にしているんですね。

川地支店長:土足厳禁にしている事務所が他にないので、最初はどうかなとは思ったんですけど、実際使い始めると掃除の手間も減るので良かったかなと思っています。会社にはこんなに良い建物を作って頂き大変感謝しています。

そして、これに負けないような結果を出さなければいけないという風に常々言われていますので、その覚悟で全員一丸になって頑張っているという現状です。

車庫と荷さばきスペース
旧名古屋支店跡地に新設したメンテナンス本部の作業場

名古屋支店のメンバー紹介

―― 次に社員の方々についてお聞きしたいのですが、名古屋支店の社員は現在何名いらっしゃるのですか。

原田課長:営業部に15名、業務課に3名、メンテナンス本部に2名で、トータル20名です。男女比は男性15名、女性5名となっています。

川地支店長:以前から大幅な増員はありません。

原田課長:せっかく広いオフィスになったので、30名くらいの営業部2部体制になれればいいなと思っています。

―― 社員は地元愛知の方が多いのですか? 

川地支店長:地元出身者は私の他に9名で、あとは関西や関東近郊など他県の出身者で構成されています。みなさん私とは世代が大分違うので、出身地による性格の差みたいなものは感じないですね。

原田課長:私は名古屋から九州支店に移った経験があるので、違いを感じたことはあります。九州の人たちは上下関係に厳しいんですけど、情に厚いイメージです。その代わり飲み会などにいくときには、若い人たちは財布を持っていかない。上の人たちが全部支払ってくれるんですよ(笑)その点、名古屋支店はフラットな人間関係が構築できていると思います。若い社員も色々意見を言いやすい雰囲気になっていると思いますよ。

はい。ありがとうございました! 名古屋支店の「中の人」でなければ聞けないお話がたくさん飛び出しましたね。人あればドラマあり。支店はドラマの宝庫です。まだまだユニークなお話をたっぷりと聞かせていただけたので、この続きは次回、お届けいたします。どうぞ、お楽しみに♪

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