ヨーロッパ、アメリカ、アジアを拠点に、ワールドワイドにビジネスを展開しているイワキ。 このコーナーでは、そんな世界のイワキを支える拠点とそのお国柄などを楽しくレポートしていきたいと思っています。

ここ最近はコロナ禍も落ち着いてきて、徐々にイワキでも海外出張を再開しています。そんな中、今回はこれまでも当ブログで何度か登場している「イワキタイ」からの話題です!

紹介してくれるのは久々の出張でタイへと向かった、「F」さん。出張前に伺うと「タイは公私共に初めてで、あんまり空き時間もないから話題集めは難しいかも」とのことでしたが、仕事熱心で優しさ溢れる彼は、仕事の合間にたくさんの情報を集めてきてくれたようです。

ありがとうございます!これは期待するしかありません。それでは早速バトンタッチして…「F」さん、よろしくお願いします!

こんにちは、初めまして!「F」と申します。

出張に行く前は、「今回はバンコク周辺のみの出張だからあんまり期待しないでね〜」と伝えていたのですが、現地に行ったらけっこう色々なところで日本に関連するものを見つけました。少しばかりですが、私が見聞きしたことをご紹介できたらと思います。

タイといえばやっぱりムエタイ?  アーハーンタイ?

コロナの影響でしばらく海外に行けなかったのですが、今回、イワキタイの営業所に初訪問することができました。

実は日本にいる時もタイ料理(アーハーンタイ)が好きで、自宅でカオマンガイや生春巻、トムヤンクンを作るぐらいタイ通なのです。

それと今回は行けませんでしたが、私はムエタイが好きで、日本で行われるムエタイの試合もよく観戦します。ムエタイは、「タイの格闘技」(Muay=格闘技・Thai=タイ)という文字通り、タイの国技となっています。

お話を現地タイに戻しまして、ドンムアン国際空港でイワキタイの現地社員に迎えられ、首都バンコクに着いたのはお昼過ぎでした。時差は2時間ほどで時差ボケもなかったので、まずは腹ごしらえ。念願の本場タイレストランに向かいました。

念願の本場タイレストランへ行きました

レストランに入ると、まずはフレッシュなヤシの実のココナッツジュースを注文しました。こぼれないよう目の前で割られたヤシの実に、ストローを挿していただきます。この日は気温33度と暑く、とても喉が渇いていたので一気に飲み干しました。

そしてスタッフの方がおもむろに空になったココナッツの実を縦割りして、ココナッツウォーターと胚乳の境目にあるゼリー状の部分を取り出してくれました。食感は歯ざわりがよく、ココナッツの旨味が凝縮されているようでとても美味しいです!

とってもフレッシュなココナッツジュース

タイではココナッツウォーターを、観光地の屋台やホーカーセンター(飲食店の屋台や店舗を集めた施設)、レストランなどで、50バーツ(日本円で約200円)ぐらいで飲むことができます。

ココナッツからできるココナッツミルクは、タイ料理には欠かせないもので、グリーンカレーやトムカーガイ(スープ)、サテ(タイの串焼き)などに使われています。

さて、自称カオマンガイ通としては、本場の味も試してみたいということで、カオマンガイを注文しました。タイではカオマンガイ専門屋台が多数あり、町中で手軽に食べられる定番料理です。見た目の素朴さだけでは分からない奥深い料理方法や、秘伝のタレが美味しい人気の食べ物です。

カオマンガイの美味しさは、このタレで決まるといっても過言ではありません。タレは各店独自の味があって、人気を左右するほど重要です。「カオ」はご飯、「マン」は油、「ガイ」は鶏肉を意味しており、三位一体+タレのコラボレーションで味が決まります。

カオマンガイには一般的に冬瓜のスープが付いてきます

これに似た料理が海南鶏飯(かいなんけいはん)と呼ばれ、茹で鶏と、その茹で汁で調理した米料理です。主に中国、マレーシア、シンガポールなどで広く浸透しているので、タイの屋台でもよく見かける定番料理です。

さらに料理が運ばれてきて、ムートート(豚の唐揚げ)とコームーヤーン(豚の豚トロ焼き)、そしてタイ料理には欠かすことのできない「カオニャオ」(タイのもち米)もいただきました。やっぱり本場はアロイ!(美味しい!)

ムートートとコームーヤーンは絶品!
カゴの入れ物に入ったカオニャオ

念願だった本場タイのカオマンガイを食べ終わると、イワキタイの事務所に向かうことに。

道中、イワキタイの現地社員から、「あのタンクローリーに、イワキのポンプが載っているよ」と言われました。実際に見てみると、本当にイワキのマグネットポンプ MXM型が車に備え付けられていました!

偶然出会ったイワキポンプ搭載のタンクローリー

このタンクローリーは塩酸を運び移送するもので、「ケミカルポンプといえばイワキである」とよく知られている証拠ですね。

使用環境が幅広いタンクローリーへの搭載というヘビーデューティーな環境にも対応できる、堅牢な構造のポンプです。

イワキのケミカルマグネットポンプ

ドライバーさんに聞いたところ、「何年も使っているけど、故障も漏れもなくて、さすがメイド・イン・ジャパンのポンプだね。このポンプさえあれば安心して運ぶことができるからマイペンライだよ!」(マイペンライとはタイの言葉で「大丈夫」「なんとかなる」「問題ない」という意味です。)

意外なところでイワキのポンプを発見できて、なんだか嬉しくなっちゃいました。この言葉を聞けてタイに来てよかったと思える瞬間でした。

後半は古都アユタヤでのエピソードをご紹介します!次回もどうぞお楽しみに!

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