MXMシリーズの特長

異常運転に対する耐力向上

すでに実績のあるノンコンタクト構造とセルフラジエーション構造の採用により、空運転やエアー巻き込み運転時の耐力が大幅に向上しました。

ノンコンタクト構造

従来のマグネットポンプと異なり、駆動マグネットと従動マグネットの磁力バランスによって、空運転時でもベアリングとリアスラストが接触しない異常運転に強い構造になってい ます。

セルフラジエーション構造

インペラとマグネットキャンの固定部に設けられた熱拡散穴より、スピンドルとベアリング 周辺の液を強制循環させることで、異常運転時に発生する摺動熱を効率良く拡散・放熱・冷却。樹脂の熱変形や溶融を防ぎます。

優れた耐食性

接液部にはカーボン繊維強化ETFE(CFRETFE)・ファインセラミックス・カーボンなどの優れた耐食材料を使用しています。また、ご要求仕様に合せ、インペラサイズ・モータ出力を選択することが可能です。

堅牢な構造

ポンプ外装は強度の高いダクタイル鋳鉄でカバーされているため、化学プロセスのヘビーデューティ仕様にも十分対応可能です。

安全性の向上

リアケーシングは応力を集中させない独特な形状にすることで、ポンプ耐圧とスピンドル支持部の機械強度を向上させています。また高温仕様にはFRP製のリアケーシングカバーを装着した二重構造を採用し、ポンプ耐圧を向上させる安全性を追求した設計になっています。

概略仕様(50/60Hz)

最大吐出量範囲 170〜600 / 100〜600L/min
最高揚程範囲 5.5〜29 / 7.5〜42m
主要材質 CFRETFE
所要動力範囲 0.4〜3.7kW
吐出口径 25A、40A
液温範囲 −10〜90℃ (高温仕様は−10〜 105℃) (注)液質により異なります
比重限界 2.0程度まで(お問合せください)
シール方式 シールレス

オプション

ポンププロテクタ DRN

DRN型は空運転やモーターオーバーロードなど、異常運転を検知しポンプを安全に停止します。

• 豊富な入力:アナログ2点、デジタル1点、温度1点、電流1点
簡単操作:運転状態を記憶し上下限を設定できる2つのモード
バーグラフ表示:運転状態を一目で確認
ロギング機能:警報要因と時刻を記録、メンテナンス時期をお知らせ
通信機能:通信機器と接続して設定可能

ポンププロテクタの詳細ページ


製品に関する情報

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