ヨーロッパ、アメリカ、アジアを拠点に、ワールドワイドにビジネスを展開しているイワキ。 このコーナーでは、そんな世界のイワキを支える拠点とそのお国柄などを楽しくお伝えしているのですが、今回はデンマークから来ている研修社員のレポートをお届けいたします。

こんにちは。私はデンマークにある「イワキノルディック」からの研修社員として、9月の初旬より日本を訪れているビクターといいます。今回の研修で初めて日本に来ました。しかもなんと3ヶ月という長期滞在なので、様々なことを経験でき、とてもエキサイティングな毎日を過ごしております。折角の機会ですので、このブログのページをお借りして、私が感じた日本の印象を、皆さまにご報告してみたいと思います。

私の東京での住まいは、広さ30m2のワンルームマンションです。とても狭いのですが、そこは、お風呂はもちろん、トイレも独立していて、しかも洗濯機、冷蔵庫までが付いていて、その上ウォークインクローゼットまであるのです。ちなみにデンマークでの私のアパートメントは倍以上の70m2もある部屋なのですが、そういった設備はなんにもありませんので、初めてこの部屋に入ったときには、かなり驚きました。

素敵なマンションなのですが、ひとつ残念なのは私のような背の高い人用に設計されていないことです。私の身長は189cmなので、住み始めた頃は何度もドアフレームに頭をぶつけてしまいました。今では部屋にいる時、頭の角度を45度にする癖がついてしまったので大丈夫なのですが・・・。

おかげで電車に乗る時も頭がぶつかることはなく、私にとってはかなり便利?な癖になりました。

初めての日本での暮らしは、心配していたほど大変ではありませんでしたが、母国語以外に英語しか話せない私にとっては、時々言葉が障害になります。でもそんな時は、古来からあるボディランゲージを使えばお互いが理解できるので心配ありません。

それにしても、さすが大都市東京の通勤事情はとても便利ですね。でも、ここに住むためには、乗り換えのための複雑なシステムを知らなければなりません。私も慣れるまでにすごく時間がかかりました。当たり前ですが、通勤者たちは毎朝混みあう通路を間違うことなく歩いています。通路はヨーロッパと全く反対側を歩かなければならず、最初の頃、通路やエスカレーターでとても混乱してしまいました。

その上、朝の通勤時間帯の満員電車を、生まれて初めて体験した時はかなりの衝撃でした。というのも電車には限界まで人が詰め込まれるので、私は乗車している間、ドアガラスに顔が押し付けられ、本当に最悪の朝となってしまったのです。これさえなければ、日本の暮らしは極めて快適です。

とくに、日本の食事はどれもみんな本当に美味しいです。私は寿司が大好きなのですが、今回日本に来ることができて、それは、たくさんある日本の美味しい食べ物のひとつにすぎないのだと気づきました。もちろん、寿司は一番好きな日本食ですが、焼き鳥やお好み焼きも最高なのです。それから、世界で一番美味しいと思う日本のビールを居酒屋で見つけました。それは、ちょうど氷点下(−2℃〜0℃)にコントロールされたビールが、専用のサーバーで提供されるのです。限られたお店でしか飲むことができないのですが、今まで飲んだことのない最高のビールを楽しみました。

さらに、日本のみなさんは親切でとてもサービス精神があります。特にレストランでは、おいしい食事がリーズナブルにしかも早く出てきます。デンマークの食べ物を忘れてしまうほど、日本の食べものはとても美味しいのです。ある時、会社の皆さんと東京にあるデンマーク料理のレストランへお昼を食べに行きましたが、彼らに「おいしいですか?」と聞く勇気が出ませんでした。

以上、カンタンですが、デンマーク研修生の日本滞在記でした。

 

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