MXシリーズの特長

セルフラジエーション構造
インペラとマグネットキャンの固定部に設けられた熱拡散孔より、スピンドルとベアリング周辺の液を強制循環させることで、異常運転時に発生する摺動熱を効率良く拡散・放熱・冷却。樹脂の熱変形や溶融を防ぎます。(MX-70、100型を除く)
2分割式ボリュートケーシング
樹脂製マグネットポンプとしては初めてのフロントケーシングとリアケーシングによる2分割式ポンプケーシングにより、理想的なボリュート形状の渦室を形成。インペラから出た液が、再びポンプケーシング内に戻ってしまう内部リーク現象を極力抑え、効率良く吐出口へ導くことで高効率化を実現しました。(MX-70、400、505型を除く)
非接触構造
従動マグネットと駆動マグネットの配置を工夫することで、マグネットキャンの動きを磁力で制御し、空運転時でもリアスラストとベアリング後部が接触しない構造になっています。このことより、発熱防止と潤滑経路の確保が図られています。(MX-70、100型を除く)
ルーズフランジ構造
新たにラインアップされたルーズフランジタイプは、配管時の位置決めが容易に行え、作業性が向上しています。
吸込特性・ポンプ効率の向上(PAT.)(MX-505)
独自の耐久構造はそのままに、吸込特性・ポンプ効率が大幅に向上したMX-505をラインアップ。

概略仕様(50/60Hz)

最大吐出量範囲 90〜800 / 100〜800L/min
最高揚程範囲 8〜35 / 11〜37m
主要材質 GFRPP
所要動力範囲 0.15〜3.7kW
吐出口径 G1、25〜50 A
液温範囲 0〜80℃(液質により異なります)
比重限界 1.2程度まで(吐出量によって異なりますので詳しくはお問合せください)
シール方式 シールレス
  • 注:アフラス®Oリングの場合は10〜80℃

製品に関する情報

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