MX-Fシリーズの特長

耐薬品性に優れたフッ素樹脂製

  • 主要材質にはフッ素樹脂ETFEをはじめ、ハイグレードな材料を数多く使用。

セルフラジエーション構造

  • インペラとマグネットキャンの固定部に設けられた熱拡散孔より、スピンドルとベアリング周辺の液を強制循環させることで、異常運転時に発生する摺動熱を効率良く拡散・放熱・冷却。樹脂の熱変形や溶融を防ぎます。

• MX-F100型を除く。

堅牢な構造

  • フロントケーシングやリアケーシングなど応力のかかる部分は全てリブで補強。ポンプ耐圧と機械強度が向上。
  • ベアリングの固定方法は従来の圧入に加え、マグネットキャンとインペラではさみ込む構造とし、高温時における信頼性を向上。
  • MX-F402、MX-F403は、より確実に固定するため、ロックピンを採用。

注:MX-F100型を除く

非接触構造

  • マグネットキャンの動きを磁力で制御。空運転時でもリアスラストとベアリング後部が接触しない構造により、発熱防止と潤滑経路の確保を実現。

• MX-F100型を除く。

2分割式ボリュートケーシング

  • フロントケーシングとリアケーシングによる2分割式ポンプケーシングにより、理想的なボリュート形状の渦室を形成。
  • インペラから出た液が、再びポンプケーシング内に戻ってしまう内部リーク現象を極力抑え、効率良く吐出口へ導くことで高効率化を実現。

• MX-F400型を除く。

ルーズフランジ構造

  • 新たにラインアップされたルーズフランジタイプは、配管時の位置決めが容易に行え、作業性が向上。

概略仕様(50/60Hz)

最大吐出量範囲 110〜510 / 110〜510L/min
最高揚程範囲 8.2〜29.5 / 8.2〜27m
主要材質 CFRETFE
所要動力範囲 0.26〜2.2kW
吐出口径 G1、25〜40A
液温範囲 0〜80℃ (液質により異なります)
比重限界 2.0程度まで(お問合せください)
シール方式 シールレス

注:アフラス®Oリングの場合は10〜80℃

オプション

ポンププロテクタ DRN

DRN型は空運転やモーターオーバーロードなど、異常運転を検知しポンプを安全に停止します。

• 豊富な入力:アナログ2点、デジタル1点、温度1点、電流1点
簡単操作:運転状態を記憶し上下限を設定できる2つのモード
バーグラフ表示:運転状態を一目で確認
ロギング機能:警報要因と時刻を記録、メンテナンス時期をお知らせ
通信機能:通信機器と接続して設定可能

ポンププロテクタの詳細ページ


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