TCシリーズ(金属タイプ)の特長

スラリー、粘性液にも

ダイアフラムの往復動とバルブの作用で液体を移送します。 スラリーや粘性液の移送も可能。 せん断や液性変化の少ない液体移送が行えます。

抜群の安定性

心臓部のエアー切換方式は、スプール式、メカニカル式、電気式を用意。いずれも信頼性の高い切換方式です。 スプール式は独自開発のループドCスプールを採用。安定性、耐久性が向上しています。

注:一部の機種を除く

ループドCスプール

一貫した国内生産

安心感のある国内生産。 製品の選定から導入、メンテナンスまで、国内メーカーならではのスピード感で対応します。

優れた自吸能力

TCシリーズは完全自吸式。呼び水は不要で、ドライ状態から吸上げ運転が行えます。エアー混入液の移送や、空運転も可能です。

TCシリーズ自吸能力(m)(ドライ状態)

ダイアフラム材質
(材質記号)
ポンプサイズ
05 10 15 20 25 40 50 80
T, W 2 1 1 1.5 2 3 3 3
N, B, E, V, H, S 1 1 2 3 5 5 5

• 特注対応により自吸能力を向上できます。詳しくはお問い合わせください。

さまざまなレイアウトが可能

吸上げやドブづけでの使用が可能。ピットからの吸上げ、タンクからの引抜きなど、さまざまな用途に対応します。 また、配管方向を選択できるタイプも用意しています。

高圧吐出・制御も簡単

Max.0.7MPa(一部0.85MPa)の高圧吐出が可能です。 吐出量、吐出圧力は供給エアー圧力に比例するため、レギュレータで容易に制御できます。

• エアーレギュレータはFRLユニット(エアー3点セット)のご使用をおすすめします。

電源不要、防爆対策も不要

圧縮エアーで駆動するため、特別な防爆対策は不要。防爆エリアで使用可能できます。複雑な電気配線も必要ありません。

注:電気式を除く。

作動原理

スプール式、メカニカル式

1. 左のエアー室にエアーが送られると、センタロッドとダイアフラムが左に移動します。

2. 左のポンプ室の液体が押し出され、右のポンプ室は液体を吸込みます。

3. センタロッドが端まで移動するとスプール弁が切り換わり、エアーは右のポンプ室に送られます。

(メカニカル式ではスライドバルブにより切り換わります。)

4. 右のポンプ室の液体が押し出され、 左のポンプ室は液体を吸込みます。 この動作を繰返すことで、連続して液体を吸込み、吐出します。

電気式(センサー検知式)

電気式は、センタロッドの位置を検知するセンサを内蔵しています。 また、供給エアーは左右のエアー室にそれぞれ接続されています。 センタロッドが端まで移動したことをセンサが検知すると、コントローラを介して電磁弁を切り換えます。 このしくみによって左右のエアー室に交互にエアーが送られ、センタロッド・ダイアフラムは往復動を繰り返します。

注:電気式(センサー検知式)は、静電容量型または光ファイバー型です。
• イラストは静電容量型のものです。光ファイバー型の場合はポンプとコントローラの間にアンプ(オプション)が必要です。

さまざまな現場で活躍

  • 化学 • 素材 • レアメタル • 窯業
  • メッキ
  • 電子 • 電気 • エネルギー
  • ラボ • 研究施設
  • 製薬 • 医薬・食品
  • 海洋 • 船舶 • 建設 • 土木
  • 製紙
  • 水処理• 廃水
  • その他

さまざまな用途に対応

⚫︎吸い上げ

• 機種により自吸能力が異なります。

⚫︎押し込み

• 押込み圧力が高い場合は注意が必要です。

⚫︎高所への移送

⚫︎ドブづけ

• ポンプの耐食性をご確認ください。
• 排気側が水没しないようにご注意ください。

⚫︎タンクから引抜き

• タンクの上に設置できるタイプも用意しています。

⚫︎台車仕様

• アクセサリを取付けたユニットも製作可能です。

概略仕様

最大吐出量範囲 11.5〜950L/min
最高吐出圧力範囲 0.7〜0.85MPa
最大エアー消費量範囲 250〜8000NL/min(ANR)
供給エアー圧力範囲 0.1〜0.85MPa
主要材質 ADC12、AC4C(アルミ)、SCS14(SUS316相当)
液温範囲 0〜100℃(機種により異なります。)
粘性液 8000mPa·s(機種により異なります。詳細はお問合せください。)
スラリー液 濃度:40wt%、粒径:1〜10mm(機種により異なります。詳細はお問合せください。TC05型はスラリーの取扱い不可)
シール方式 シールレス

 

製品に関する情報

カタログ、資料ダウンロード

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イワキのサポート
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