残留塩素濃度計 ER-100L

ER-100L(オーバーフロー)

ER-100Lの特長

海水などの幅広いサンプルに対応した極低濃度測定専用の無試薬型残留塩素濃度計です。特別に開発された3電極極式残留塩素センサは、極限まで残余電流を小さくし、ゼロドラフトが少なく極低濃度残留塩素の測定に最適です。測定部は機械的な駆動部が無いシンプルな構造で、連続的にセンサを洗浄することができるビーズ噴流式洗浄機構を装備しています。また、汚れた検水でも詰まりにくい大流量測定部の採用により、保守頻度が低減します。

  • 極低濃度の遊離残留塩素測定に最適
    ゼロドラフトが小さいため、0.1mg/L以下の低濃度向けです。
  • シンプルな構造でメンテナンスが容易
  • 連続的にセンサを洗浄
    機械的駆動部のないビーズ噴流式センサ洗浄機構を採用しました。
  • 汚れた水でも詰まりにくい大流量の測定部
  • 結合型残留塩素の干渉が非常に少ない
  • 特殊構造のセンサを採用
    検水中の共存物質の影響を受けにくい特殊構造のセンサを採用しました。
  • 濁度や着色などの影響を受けずに測定可能
    電気化学式のため、サンプル水の濁度や着色の影響を受けずに測定が可能です。
  • 日本語表示で扱いが容易な操作キーを採用
  • 自己診断機能を装備

用途例

  • 発電所などの冷却水放流口の残留塩素濃度監視

モニタ仕様

型式 ER-100A
測定成分 遊離残留塩素
測定原理 ポーラログラフ法
測定方式 ビーズ洗浄型微小固体3電極方式
有効測定範囲 0.000〜0.500mg/L(標準)
表示 デジタル4桁LED表示 最小分解能:0.001mg/L
再現性 フルスケールの±5%+1デジット以内(pH、温度、電導度一定時)
検水pH範囲 pH5.8〜8.2
電導度範囲 海水と同等のこと
伝送出力 DC4〜20mA 絶縁型
最大負荷抵抗 900Ω
接点出力 上限、下限:各1a ヒステリシス制御出力:1a 装置異常:1b
接点容量 AC250V 1A Max.(抵抗負荷)
電源 1φAC100〜240V±10% 50/60Hz
消費電力 約20VA
設置方法 壁面取り付け、または50Aパイプ取り付け

フローセル仕様

型式 FC-200A
検水流量 6〜20L/min
構造 ビーズ噴流洗浄機構付きオーバーフロー型
接液材質 PVC、アルミナ、シリコンゴム
検水入口 VP16伸縮継手
検水出口 VP30ソケット(大気開放のこと)
検水入口圧力 最大0.1MPa
検水温度範囲 0〜45℃(凍結なきこと)
設置方法 壁掛け取り付け、または50Aパイプ取り付け

センサ仕様

型式 RE-253C-010Y
検水温度範囲 0〜45℃(凍結なきこと)
温度補償 サーミスタによる自動温度補償
設置方法 FC-200A型測定槽に取り付け
洗浄方法 ビーズ噴流による機械研磨洗浄
ケーブル長 約1 m

安全データシート

センサ内部液EA-100WEL 安全データシート(212KB)

製品に関する情報

カタログ、資料ダウンロード

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