このコーナーでは、毎回ひとつの質問を取り上げ、回答していきます。
今回は、化学薬品メーカーの設備担当の方から寄せられた質問です。

希硫酸を希釈タンクを使用して社内で生産しています。
効率や安全面で問題が多発し、困っています。何か良い方法はありませんか?

希硫酸を購入するとコストがかかるので、単価の安い98%硫酸を購入し、社内で希釈しています。
希釈用タンクに貯めた水に硫酸を少量ずつ混ぜて、タンク内循環でかくはんと冷却を行っていますが、設備の老朽化もあり問題が次々と起こり、正直困っています。
自分なりに問題を整理してみると・・・

【問題1】安全面が不安
希釈タンクはFRP製で老朽化しており、タンク周辺も熱く、もし破損して漏れてきたらと考えると周辺で作業を行うのが不安になっています。

【問題2】生産能力が悪い
希釈した硫酸をポンプで循環しながら熱交換器で冷却しているため、生産能力が追い付きません。なおかつかくはん機のメンテナンスに費用がかかります。

【問題3】使い勝手が悪い
断続生産なので、希釈中は出口から取り出せないため、使い勝手に問題があります。

【問題4】液量の計算が面倒
希釈濃度と生産量に合わせ、手計算で液量を設定するのが面倒で仕方がありません。
といった感じなのですが、これらの問題を解決する何か良い方法は、ないものでしょうか?

もちろんあります!
希釈タンクが不要な【インライン式希釈装置】をお薦めします!!

ご質問、ありがとうございます。ご事情、お察しいたします。
濃硫酸を希釈する作業は、手順や分量をひとつ間違うと、その発熱反応で沸騰する場合もあるため、とても危険を伴います。万が一、作業員が大けがをされたりしては大変ですよね。
そこでおススメなのが、イワキの【インライン式希釈装置】です。
この装置を使えば、自動的に希硫酸を安全かつ高精度に連続生産できるので、ランニングコストの低減にも一役立てると思います。
さらに、生産量の変更や希釈濃度の変更も自由自在。もちろん手計算ではなく、シーケンサによる自動演算ですから、カンタンにとても短時間で設定が完了します。
つまり【インライン式希釈装置】を導入すると、次の「4つのスッキリ!」が実現できるのです。

【スッキリ1】安全性が向上!
インライン式希釈装置は各種安全機能を搭載しており、運転圧力・流量・温度等を常時監視し、安全に連続生産することが可能となっています。

【スッキリ2】生産スピードがアップ!
この装置は、希釈混合後ダイレクトに貯蔵タンクに移送するため、生産スピードがアップ!また高価な希釈タンクやかくはん機、循環ポンプなどが不要になり、設置スペースを大幅に縮小できます。

【スッキリ3】シンプルな機器構成で使いやすい!
この装置では、インラインミキサによる連続生産を行うので、断続生産時の希釈待ち時間がなくなります。また、ポンプの他に可動部がないため、メンテナンスも容易に行えます。

【スッキリ4】操作が簡単!
タッチパネル操作で、目標濃度とトータル生産量、仕込み量を設定するだけ! 頻繁に使用する希釈設定はメモリーできるうえ、任意設定も可能です。

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