製薬会社の方から寄せられたご質問です。

ガスロックを起こすことなく、製剤ごとに異なるインクの量を自動調整して定量注入したい。

製薬会社で錠剤やカプセルを製造しているのですが、製剤のマーキング(印刷)工程に問題があり、改善したいと考えてています。
問題点は二つあるのですが・・・

  • 錠剤の表面にマーキングするために往復動定量ポンプを使用しているが、ガスロックが起こりインクを送れなくなってしまうことがある。
  • 製剤ごとに異なるインクの量を自動調整したい。

何かよい方法はないでしょうか?

ガスロックを起こさないハイセラポンプを回転数制御することで解決できます。

バルブレスプランジャーポンプ、「ハイセラポンプ」をおすすめします。

  • 独特のバルブレス構造でガスロックレス
    「ハイセラポンプ」は一般的な往復動定量ポンプに必要なバルブ構造ではなく、独特のバルブレス構造になっています。そのためエアーが混入してもプランジャーによって強制的に排出されるため、ガスロックをすることがありません。
  • 回転数の制御により注入量を調節
    「ハイセラポンプ」を回転数制御することによって、必要なインク注入量を簡単に調節することができます。プランジャーとシリンダーは耐食性・耐摩耗性に優れたファインセラミックス製で、吐出量精度±0.5%の高精度な定量注入が可能です。

燃料電池用途で改質水ポンプとして、また医療用途では透析ポンプとして、食品用途では添加物やフレーバー液の定量注入などに採用実績があり、高精度注入はもちろん、耐久性も実証済みの「ハイセラポンプ」を、この機会に是非ご検討ください。

超微小流量を高精度(繰り返し精度:±0.5%以内)に注入

ハイセラポンプ Vシリーズ (バルブレスプランジャーポンプ)

• ガスロックが起きないバルブレス構造
• 吸込・吐出側に圧力変動があっても吐出量が安定
ハイセラポンプ Vシリーズの詳細ページ

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