このコーナーでは、毎回ひとつの質問を取り上げ、回答していきます。
今回は、ビールメーカーの工場で、品質管理を担当されている方からの質問です。

ビールの品質検査のために、ろ過器のバルブから手作業でビールを取り出しています。人手を省き、なるべく自動で定期的にサンプリングする良い方法はないでしょうか?

ビールメーカーの工場で、品質管理を担当しています。現在、充填直前のろ過器内のビールを取り出しているのですが、いくつか問題があって困っています。
自分なりに問題点を整理してみると・・・

【問題1】ろ過器の圧力が高い
容器内の圧力が高く発泡性液体のため、吸い込み/吐出バルブのある一般的な定量ポンプでは、上手くサンプリングできません。

【問題2】サンプリング量にバラツキあり
手作業なので、正確な量を取り出すことが難しく、余分に出しすぎて無駄にしてしまうことも多いため、素早く検査に移れません。

【問題3】人的コストを減らしたい
毎日決まった時間にサンプリングを行うための人手が必要なのですが、誰もが行える作業ではありません。そのため人件費がかなりかかってしまっています。
つまり、できるだけコストをかけずに取り出す量を一定化して、ムダをカットしたいと考えているわけです。何か良い方法はありませんか?

おまかせください!
高い圧力がかかるタンクからのサンプリングには【ハイセラポンプ】が適しています。

ご質問、ありがとうございます。ご事情、お察しいたします。
圧力がかかっているタンクから発泡性液体をサンプリング。この移送問題を解決できるのは、ファインセラミックス製のプランジャーを採用した小型定量ポンプ、【ハイセラポンプ】です。
【ハイセラポンプ】は、その優れた吐出精度と耐久性で、燃料電池や医療機器、製紙、化学の分野などで、広く活躍しています。また、サニタリー性等を重視した特注仕様にも対応できるので、様々な要因が重なった難しい環境でも使用することが可能です。
今回のケースは、まさに【ハイセラポンプ】が得意とするところ。
これを使えば、お客様のお困りごとはすべて解決です!
その理由は、次の3つです。

【解決1】高圧部からの引抜きが可能なので、圧力問題が解決!
ハイセラポンプは、バルブレス構造になっています。そのため、電磁弁などを設けることなく、高圧部からのサンプリング(引抜き)が可能です。この独特な構造により、発泡性の液体でもガスロックすることなく、安定した移送を実現します! まさにビール工場でこそ、お使いいただきたいポンプなのです。さらに、真空部や圧力変動があるラインにも「定量注入」できるのが大きな特長です。

【解決2】高い吐出精度で、ムダのない定量サンプリング問題が解決!
ハイセラポンプのセラミックス製プランジャー・シリンダなどの主要部品は、ミクロンオーダで精密加工を行っています。そのため、±1.0%以内の高い吐出精度を実現! バラツキがなく、無駄のないサンプリングを素早く行えます。

【解決3】タイマー制御による自動運転が可能なので、人的コスト問題が解決!
ハイセラポンプをウィークリータイマー等と連動制御させることで、注入時間を曜日ごとに設定することが可能です。つまり、毎週プログラム通りにポンプを作動させ、自動的に定量サンプリングができるのです。これで人的コスト問題も、サクッと解決します。

また、【ハイセラポンプ】は、ヘルール継手・CIP洗浄ポート付・ステンレス製ベースなど、お客様のニーズに合わせたサニタリー仕様に変更が可能です。特注品のご要望にも柔軟に対応させていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください。

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ハイセラポンプ Vシリーズ (バルブレスプランジャーポンプ)
• ミクロンオーダーで精密加工された主要部品
• バルブレス構造でエアーロックを追放
• コンパクト設計で装置組込用ポンプとして多くの実績
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