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こんなところにイワキです
このコーナーでは、イワキポンプの技術力が支える様々なジャンルを紹介していきます。実は、イワキの製品が使われている分野は意外なほどに広いんです。
ふだん皆さんが何気なく使っている紙や段ボール。パソコンの普及でペーパーレス化が進んでいますが、IT技術が高度に普及した現代においても、紙の使用量は減少していないのが現状のようです。
思えば、紙は文化の象徴ともいえますから、われわれ人類の進化とは切っても切れない関係にあり、今後も紙がなくなることはおそらくないでしょう。
実は、その紙を作る製造ラインでは、イワキのポンプが元気に活躍しているんです!
製紙プロセスにはたくさんの「薬品」を使用するので、イワキのケミカルポンプがお役に立てるわけですね。
そもそも、紙というものは繊維が絡み合うことでできていますが、ミクロの視点で見るとその繊維の間には細かな隙間があります。そのため「毛細管現象」が起こり、インキが滲んだりするんです。
ですから、その隙間をふさぐことによって滲みやすさをコントロールするのですが、その隙間を塞ぐ耐水性のある薬品をサイズ剤といいます。
イワキのケミカルポンプは、そのサイズ剤の定量移送に多く使われています。適量のサイズ液を送り込むことで、紙の滲みやすさを一定にすることができるわけですから、ざっくり言えば、紙の品質を均一に保つという重要なお役目を、イワキのポンプが担っているわけです(*^^)v
製紙プロセスで、このサイズ剤を移送に使われているのは、主に「LK」や「AX」シリーズの定量ポンプです。これらは高精度な定量移送が可能なので、多くの製紙工場で活躍しています。
また紙力増強剤(紙の繊維間の結合を強め、丈夫にする)や塗工顔料(紙の表面を平滑にし、白くする)を移送する際にも使用されています。特に定量精度が必要とされる塗工工程では、油圧ダイヤフラム方式でより高精度な定量移送が可能な「AX」シリーズが活躍しています。
私たちの生活に欠かせない「紙」とイワキの「ポンプ」。その意外なつながりを感じていただければうれしいです(#^^#)
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