こんなところにイワキです Vol.15
― 清掃工場で活躍するポンプ ―

このコーナーでは、イワキポンプの技術力が支える様々なジャンルを紹介していきます。じつは、イワキの製品が使われている分野は意外なほどに広いんです。

 

暮らしの中で毎日出るゴミ。それを処理するための方法は、燃やす、溶かす、粉砕する、埋める、そして再利用するなどいくつかありますが、日本で最も多いのは「焼却処理」です。

ゴミを燃やして灰にしてくれることは、大いにありがたいことなのですが、そこで問題となるのが、煙突からモクモクと立ち上る煙と、それに含まれるガスです。最近では焼却技術の進歩や国が設けた排出ガス規制などによって、その量はだいぶ軽減されましたが、それでも依然として環境にとって深刻な問題であることは変わりません。

なんとかして有害物質の発生を抑えることはできないか?
発生してしまった有害物質を少しでも無害にはできないか?

今回はそんな思いを背負って、日々清掃工場でがんばっているイワキのポンプをご紹介したいと思います。題して“地球に優しい焼却を目指すポンプたち!”です。

ところで、皆さまは「NOx(ノックス)」をご存知でしょうか?
一酸化窒素(NO)、二酸化窒素(NO2)、亜酸化窒素(一酸化二窒素)(N2O)などの「窒素酸化物」の総称で、その化学式からNOxと呼ばれています。

これが光化学スモッグや酸性雨などを引き起こす原因のひとつになっていると問題視され、1968年(昭和43年)に制定された大気汚染防止法によって環境基準が定められました。

NOxの発生を抑えるために用いられているのが、「アンモニア水」の噴霧です。ゴミを燃やす際に発生した排ガスに、強アルカリ性のアンモニア水のシャワーを浴びせることで、NOxを水(H2O)と窒素ガス(N2)に分解してから大気中に排出しているのです。

流量制御でムダなく安定移送、NOxの排出を抑制

このアンモニア水は、NOxの濃度に比例して、適量を確実に排ガスに噴霧することが理想です。そこで、ゴミの焼却施設では、一定量を安定的に移送できる回転容積ポンプの「ケミカルギヤポンプGシリーズ」や、往復動容積ポンプの「ダイヤフラム型定量ポンプAX・LK(ステンレスタイプ)シリーズ」が主に使われています。

大切な地球をこれ以上汚さないためにも、それぞれの持ち場で「できること」を続けていきたいもの。私たちは各自治体のルールに従ってゴミを分別し、工場は工場で排ガスを無害化してから大気に放出する。お互いにこの「ひと手間」をかけることで、地球に優しい生活を目指したいものです。

「ケミカルギヤポンプ G」の詳細はコチラ ▼「ダイヤフラム型定量ポンプ AX」の詳細はコチラ

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