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分野別ソリューション / 水処理分野
浄水場の設備担当の方から寄せられたご質問です。
浄水場で殺菌剤(次亜塩素酸ナトリウム)の注入にダイヤフラムポンプを使用しているのですが、夏場になるとガスロックすることが多くなり、安定した殺菌剤の注入を行えません。その度にメンテナンスコストが発生しますし、なにより安全で良質な水を安定してお届けすることに支障をきたしてしまいます。
そのためポンプの交換を検討しているのですが、夏場でもガスロックしない薬液注入ポンプはないでしょうか。
ご存知の通り次亜塩素酸ナトリウムのような発泡性薬液を移送し続けると、一部のポンプではポンプ室内にガス(気体)が溜まり、液体を移送できなくなることがあります。特に気温が上がってくる時期は、ガスロックの原因となる気泡が発生しやすい状態となり、このようなご相談を多くいただきます。
当社ではガスロックによる注入不良を抑制する製品を多数ご用意していますが、今回は「アンチガスロックポンプユニット ESU型」をご提案いたします。
アンチガスロックポンプユニットは「自動エアー抜きバルブ」と「電磁式流量センサ」を搭載したポンプユニットで、ガスロックによる注入不良対策にとても有効なのです。
また次亜塩素酸ナトリウムは、夏場の気温上昇などで気泡が発生しやすくなり、通年で適正な容量を注入することが難しい液体ですが、当社のアンチガスロックポンプユニット ESU型をご使用いただくことで、いつでも正確な容量の薬液注入を行うことができます。
ポンプ室に混入したガスは、自動エアー抜きバルブから取扱い液の一部とともに強制的に排出され、発泡性薬液でもスムーズな注入が行えます。
目標流量をポンプに設定すると、ショットごとに正確な流量を計測。吐出条件が変化しても、流量フィードバック制御により目標流量を保持することができます。
万が一、吐出量異常が発生した時にはポンプが異常警報を出力し、すぐに異常に気づくことができます。
また、ガスロックが発生しても運転速度を自動可変させ、短時間で強制的にガスを排出させる機能を搭載しています。
すでに浄水場はもちろん、公衆浴場や、食品工場などの殺菌設備で、多くの実績がございます。安全で良質な水を安定してお届けすることに貢献する、アンチガスロックポンプユニット ESU型を是非ご検討ください。
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